2016 Fiscal Year Annual Research Report
Inhibitory effects of combination therapy of denosumab, anti-RANKL antibody, and biological DMARD on bone and cartilage destruction in patients with rheumatoid arthritis
Project/Area Number |
26462290
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
小嶋 俊久 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (70378032)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石黒 直樹 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (20212871)
高橋 伸典 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (20570196)
舟橋 康治 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (80566977) [Withdrawn]
浅井 秀司 名古屋大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00770893)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | rheumatoid arthritis / biologics / osteoporosis / denosumab / toll like receptor |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、特に骨吸収に深く関与する分子RANKLに対する抗体denosumabの効果に注目し、関節リウマチ(RA)における骨代謝、およびこれに関わる因子を解明することを目的としている。本年度は1.Denosumab使用患者の観察研究(TBCR-Bone)、2.RA手術患者から検体採取、解析をすすめた。1.について76名の登録患者の12ヶ月までの効果(骨代謝マーカー、骨密度、)、ステロイド併用の影響を検討した。RA治療実臨床下のdenosumabの効果が検証された。骨密度の改善、骨代謝マーカーの抑制が確認された。疾患活動性の影響が示唆された。RA-Bio、ステロイド投与はdenosumabの効果には影響を与えていなかった。本課題にとってRA-Bio自体の効果検証も必須である。本年度は、同時に行っている多施設観察研究(TBCR)により、主として生物学的製剤の治療の長期継続に関わる因子を検討した、1年以上の長期継続のためにはメトトレキサート併用が重要であり、治療の徹底が長期成績にかかわることがわかった。2については、検体採取については25例の患者から同意を得て手術時に、骨軟骨、滑膜、関節液の採取を行い、免疫染色、病理組織評価を行った。重要なWnt signal 阻害であるスクレスチンは炎症性滑膜の表層に発現していた。炎症性滑膜における新規骨粗鬆治療薬スクレロスチン阻害療法の影響を十分検討する必要がある。さらに、検討および関節液での各種サイトカイン、骨、軟骨代謝マーカーの関連を解析中である。
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Research Products
(23 results)
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[Journal Article] Longterm Retention Rate and Risk Factors for Adalimumab Discontinuation Due To Efficacy and Safety in Japanese Patients with Rheumatoid Arthritis: An Observational Cohort Study.2016
Author(s)
Yosuke Hattori, Toshihisa Kojima, Atsushi Kaneko, Daihei Kida, Yuji Hirano, Takayoshi Fujibayashi, Kenya Terabe, Yuichiro Yabe, Hiroyuki Miyake, Takefumi Kato, Hideki Takagi, Masatoshi Hayashi, Takayasu Ito, Yasuhide Kanayama, Takeshi Oguchi, Nobunori Takahashi, Hisato Ishikawa, Koji Funahashi, Naoki Ishiguro
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Journal Title
The Journal of Rheumatology
Volume: 43(8)
Pages: 1475-1479
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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