2015 Fiscal Year Research-status Report
周産期心筋症ハイリスク群同定を目指した臨床的有用性の高いリスク因子抽出の研究
Project/Area Number |
26462468
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
山田 崇弘 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (20419948)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水上 尚典 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (40102256)
森川 守 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00374380)
古田 伊都子 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (70238682)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 周産期心筋症 / 妊娠高血圧症候群 / 血小板凝集能 / 多胎妊娠 / 妊娠 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年の研究実績は以下の通りであった. 昨年度に引き続き,北海道大学病院を受診した妊婦に研究参加を呼びかけ,積極的に研究参加者を募った.その結果として総数195名の参加者を得た.参加者から研究計画書に基づき各種データを得た. その結果、周産期心筋症の発症に先行して起きると考えられる変化を血液検査でスクリーニングすることができるというデータが得られ、現在論文投稿中である。また、同時に測定していた血小板機能につき新しい知見を得ることができた. これらの実績を別に記載したように心エコー関連として国内で5回の発表を行い,1回の国際学会で発表を行った.また,血小板機能に関しては2編の論文(Umazume T, et al., Platelet aggregation in citrated whole blood of the first trimester of pregnancy. Clin Chim Acta. 2015;448:60-4及びUmazume T, et al., Platelet reactivity in twin pregnancies. Thromb Res. 2016;138:43-8)がすでに発行されていることに加え,国内で1回の発表を行い,1回の国際学会で発表を行った.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までに研究は概ね研究計画通りに進行し,発表を行うこともできている.平成28年度は解析と論文執筆を行う.参加予定者の200例中195名と予定参加人数の98%は達成できており総検査回数も960回となり十分な量のデータを得られている.
|
Strategy for Future Research Activity |
平成28年度は蓄積されたデータの解析を進め,国際学会,英文論文で報告して行くことを考慮している.
|
Causes of Carryover |
次年度の使用額が生じた理由は研究参加者の誤差及びその検査の進捗のタイミングによるもので研究計画に変更があるわけではない.上述のように研究計画が順調に進んでいる.
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
未使用額についてはデータ解析に際してのデータ保存媒体の購入等に使用する計画である.
|
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] Assessment of platelet reactivity in pregnancy using a light scattering method2015
Author(s)
Takeshi Umazume, Takahiro Yamada, Itsuko Furuta, Rina Akaishi, Takahiro Koyama, Satoshi Ishikawa, Mamoru Morikawa, Kazutoshi Cho, Nobuo Masauji, Kazuhiko Matsuno, Hisanori Minakami
Organizer
FIGO 2015 Congress
Place of Presentation
Vancouver (Canada)
Year and Date
2015-10-04 – 2015-10-09
Int'l Joint Research
-
-