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2014 Fiscal Year Research-status Report

BRONJにおける骨芽細胞の役割の解明

Research Project

Project/Area Number 26463003
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

本城 正  鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (10379844)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 領家 和男  鳥取大学, 医学部, 教授 (20093635)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords骨芽細胞 / BRONJ / ビスホスホネート
Outline of Annual Research Achievements

これまで BRONJ の発症メカニズムの解明にはビスフォスフォネートの直接作用対象である破骨細胞に関する 研究が重点的になされてきているが、その発生機序はいまだ不明である。筆者らはBRONJ の発症メカニズムにおいて骨芽細胞の骨形成作用の抑制が重要ではないかという仮説を立てた。本研究では骨芽細胞が BRONJ の発症時に果たす役割を明らかにし、骨芽細胞を活性化するヒト副甲状腺ホルモン(PTH)が BRONJ の改善に有効であるかを検証する。まず,BP 存在下で培養した上皮細胞の培地を解析。プロテインアレイ、サイトカインアレイを用いて BP により有意に上昇した各種タンパク質、サイトカインを検索する。上記培地で骨芽細胞を培養し、アルカリフォスファターゼ活性(ALP)やオステオカルシン(OC)、オステオポンチン(OP)などの活性化マーカーや細胞増殖アッセイ、アポトー シスアッセイを行い、骨芽細胞の活性変化を調べる。対照群として BP を直接作用させた 骨芽細胞を用いる。
今後さらに詳細な解析を進めていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

初年度の実験計画としてビスフォスフォネート存在下で培養した上皮細胞の培地を解析中である。しかし,細胞の提供や培養が上手くいかず,当初予定したプロテインアレイ、サイトカインアレイによる詳細な解析を行うことが出来なかった。現在では培養条件等が安定してきたため,来年度早々より解析を開始する予定である。

Strategy for Future Research Activity

BP に加えて TNF-α, IL-6, LPS などの炎症性サイトカインやエンドトキシン等の炎症誘 発物質を添加し、上皮細胞を培養した培地を分析して、対照群に対して上昇しているタン パク質、サイトカインを検討していく。さらにその培地を用いて骨芽細胞を培養したのち、 ALP、OC, OP, 細胞増殖、アポトーシスを解析する。サイトカインを直接添加したコント ロール群と共に細胞 RNA を回収しマイクロアレイ、リアルタイム PCR を行い網羅的に両 者の遺伝子発現を比較する。

Causes of Carryover

細胞培養が計画どうり進まず初年度行う予定であったプロテインアッセイやサイトカインアッセイが行う事が出来なかった為。

Expenditure Plan for Carryover Budget

プロテインアッセイやサイトカインアッセイなどの解析に使用する。

URL: 

Published: 2016-05-27  

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