看護大学との連携による地域中小規模病院看護師の教育プログラム構築とその有用性

2016 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 26463264
• Research Institution: The Japanese Red Cross Toyota College of Nursing
• Principal Investigator: 竹内 貴子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 講師 (70387918)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 福田 由紀子 人間環境大学, 看護学部, 准教授 (00321034) ; 中島 佳緒里 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (90251074) ; 神谷 智子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 非常勤研究員 (90440833) ; 服部 美穂 人間環境大学, 看護学部, 講師 (90639551) ; 山田 聡子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (80285238) ; 杉浦 美佐子 椙山女学園大学, 看護学部, 教授 (40226436)
• Project Period (FY): 2014-04-01 – 2018-03-31
• Keywords: 中小規模病院 / 看護師 / 教育プログラム / 看護基礎教育

Outline of Annual Research Achievements

中小規模病院の看護師教育のためのプログラム構築とその有用性を明らかにすることを目的としている。中小規模病院に勤務する看護師の教育体制・教育の支援に、大学での実際の基礎教育が効果を上げられるかを明らかにするために、看護実践の評価、問題解決思考や対象への洞察力の強化を図りたい。
研究の初年度予定はプログラムの検討であった。中小規模病院で勤務する看護師の教育背景を勘案しながら教育プログラムを提示できるように討議を行った。看護基礎教育のプログラムを中心とし、基本的な日常生活援助、清拭・洗髪足浴などを中心として課題の提示方法を検討している。
研究対象者の看護師について、演習に参加するためには多くの時間を必要とするため、参加の同意を得ることが難しい状況がある。現在調整を進めているが、時間の調整が現在の課題である。また、授業の聴講と混同しがちであるため、丁寧な説明が求めらている。実際の調査の方法の検討と分析方法を検討したため、調査と介入を行い評価に入る。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究者の足関節脱臼骨折の受傷により、入院・安静に時間を要したため、通常の教育体制への影響が大きく、研究の実行が難しい状況であった。
併せて教育業務を分担する教員の病欠・産休育休等の取得のために、さらに教育に携わる時間を多く要した。
今年度は、十分な教育体制が整ったため、研究遂行における時間の調整ができた。

Strategy for Future Research Activity

研究対象者との具体的な調整と調査を実施する。今年度中に結果をまとめていく。

Causes of Carryover

計画の遂行の遅れにより、学会等の旅費・データをまとめるための人件費等の支出が行われなかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

研究の遂行に伴い、旅費については学会参加のために使用し、人件費についてはデータ整理等で使用の予定である。