2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development and evaluation of an educational program and on-the-job training guideline to support inactive nurses
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26463282
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Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
巴山 玉蓮 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (00389975)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 裕子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (70310240)
木村 美香 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (40736716)
大川 美千代 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80389783) [Withdrawn]
佐々木 馨子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 助教 (20334104)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 潜在看護職 / 小規模多機能居宅介護 / 再就業支援 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度には、作成した教育プログラムの活用可能性について、看護小規模多機能型居宅介護事業所の管理者より評価を得ることを目的にインタビューによる調査(健科大倫第2017‐10号)を行った。 調査対象は、ネットワークサンプリングにより本研究への協力について同意が得られた事業所管理者6名であった。半構造化面接を行い、得られたデータは逐語録に書き起こした。内容分析により分析することによって、潜在看護職の再就業を支援するために作成した教育プログラムの活用可能性等について評価を行った。インタビュー内容は、この2つの教育プログラムは実際に活用可能か、改善点など5項目とした。対象者は、6名とも女性で全員看護師免許を有しており、管理者経験は、0.5年から10年であった。 1.教育プログラムの活用可能性については、基礎編、応用編ともに活用可能であるというコメントが得られた。具体的には、「学習の意図が明確で指導の統一が図れる」「統一した、一貫性のある指導が可能になる」等の肯定的な回答が得られた。2.誰が最もこの2つの教育プログラムを活用できそうか、については、「指導者が指導ツールとして活用できる」「経験のある看護職に対する支援の根拠、注意点の確認」「新卒から1、2年の看護職」など、新人から訪問看護経験者まで活用可能なプログラムであることが確認できた。3.教育プログラムの変更・修正点については、54記録単位が抽出された。基礎編、応用編についての修正点は、①基本的な情報不足(趣味や性格、1日の過ごし方、おむつ使用の有無等)②排便コントロール(摘便、浣腸)とケア後の観察③訪問先に応じた後始末④脳梗塞再発を予測した観察、内服薬の管理などの11項目であった。これらの11項目をもとに教育プログラム基礎編と応用編を改善し、活用する際はプログラム内容を選択するなど、アレンジして活用可能であることを明記した。
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Research Products
(3 results)