2016 Fiscal Year Research-status Report
心不全患者の療養生活支援のためのセルフモニタリング評価尺度実用化プログラムの開発
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26463331
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
服部 容子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (20337116)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | セルフモニタリング / 心不全 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年8月11日から平成29年3月31日まで産前後の休暇また育児業による中断
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1年目は先行研究で開発した心不全患者の療養生活支援のためのセルフモニタリング評価尺度(Evaluation Scale for Self-Monitoring by Patients with Heart Failuer:ESSMHF)の課題抽出を行い、2年目はその改良に着手する予定であったが、平成27年8月11日から平成29年3月31日まで産前後の休暇また育児業による中断(平成27年8月25日届出)のため、途中で停止している。本来であれば、改良したESSMHFの質問項目抽出に着手するところであるが、復帰後の平成29年度以降の作業へと遅らせることとなっている。
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Strategy for Future Research Activity |
心不全患者の療養生活支援のためのセルフモニタリング評価尺度の質問項目の見直しと評価方法の再検討を行った結果、質問項目のわかりやすさ、解答しやすさ、回答中の印象、回答の際に迷う項目があることが明らかとなった。その一方で、調査項目を見てどのような健康管理が必要なのか、自分自身ができていない対応が感じられてくると、自己を振り返る質問項目で構成されており、質問項目の内容は妥当であることも明らかになってきた。 この結果を踏まえて、質問項目の統廃合を行い、質問項目数を減らしながら、簡易版もしくは縮小版として公開できるツールの開発に努力する。 また、セルフチェックと心不全のセルフモニタリングに関する知識獲得が可能なホームページの作成をめざし、修正と加筆を要する状況であるため、改善を図る必要がある。 療養生活を自身で営む心不全患者が不安なこと、心配なことを解決しながら、健康管理能力を高める知識を得られるホームページになるように、コンテンツの充実が必要と考えられる。
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Causes of Carryover |
平成27年8月11日から産前後の休暇また育児休業による中断のため、年度途中の残額が発生したため、差額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
中断した時点から、研究の進行および支出が滞っているが、平成29年4月1日より再開となるため、研究の進行に伴って、計画通りに使用する予定である。
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