2016 Fiscal Year Annual Research Report
Health index among child rearing women as a social support strategy
Project/Area Number |
26463373
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
関島 香代子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (90323972)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
定方 美恵子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00179532)
吉井 初美 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (10447609)
渡邉 香奈子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80626094)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 子育て期 / 女性 / 健康 |
Outline of Annual Research Achievements |
「子育て期早期にある女性は、ホルモン動態、身体状態は妊娠前と同様に回復あるいは変化しているのか、親役割の獲得過程との関連はあるのか」を明らかにするデータを収集し調査を完了した。 1.妊娠後期から子育て期における夫婦の睡眠状態(主観的、客観的)等:対象者数 8組(16名)、調査時期 妊娠10ヶ月、出産後1ヶ月と3ヶ月 2.出産直後から子育て期早期にわたる身体状態の客観的主観的検討(血液サンプル)等:対象者数60名、調査時期 出産直後(1-4日目)60名、1ヶ月45名、3ヶ月28名、6ヶ月25名 調査1では、①母親父親とも就床24時頃、起床は平日母親7時、父親6時半頃、休日はいずれも7時半頃、②就床-起床時刻の測定日間の差が産後1か月は母親(平日休日とも)父親(休日)とも長く(60分以上が多い)、③子どもの世話のための夜間中途覚醒は、母親は産後1か月90分代、産後3か月平日40分代/休日60分代、父親は産後1か月平日30分代/休日60分代と長く、④夜間同時に中途覚醒した回数は産後1か月が多く(平日0.8回/休日1.4回)、⑤日中睡眠は母親は全時期ほぼ全員、父親は産後1か月3人、産後3か月2人がとり、⑥PSQI-Jは産後1か月母親6.3±4.0、父親4.6±1.3、JESS15.8±6.3、10.5±3.9と高かく、GHQ12も3.4±2.3、1.8±1.4と悪かった。調査2では、①PRLは産後1ヶ月~6ヶ月にかけて低くくなるが非妊時より高い状態が続き、②FSH/LHは妊娠中(出産時)はほとんど測定できないレベルから1ヶ月以降高く(FSHの方が早く回復)、③E2/プロゲステロンは出産時のかなり高い状態から産後1ヶ月はほとんど測定されない低いレベルへの急激な変化、3ヶ月の回復は非妊時のレベルまでは至っていない、結果であった。 成果を公表にむけ研究分担者間で研究推進会議をもった。
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Remarks |
成果発表の投稿準備中。
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