2016 Fiscal Year Annual Research Report
Human Resources Development Program in Pediatric Nursing Designed to Help Mid-level and Expert Staff in charge of Training Beginners in Pediatric Nursing in Mixed-division Wards
Project/Area Number |
26463439
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Research Institution | University of Human Environments |
Principal Investigator |
倉田 節子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (50352050)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 真弓 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40294558)
青木 由美恵 関東学院大学, 看護学部, 教授 (60347250)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 混合病棟 / 小児看護初心者 / 教育支援プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
1.育成プログラム試案の実施:平成27年度に第1回目プログラムを実施し、平成28年度は第2回目を第1回目の約半年後に実施した。対象として、第1回目参加者と同じ2施設6名の協力を得た。第2回目の内容は、①導入5分、②リフレクション45分:第1回目に配布した「私の取り組みシート」に小児看護初心者への教育の計画と評価を記載してきてもらい、それをもとにリフレクションを実施、③休憩5分、④参加者への個別面接調査20~30分とした。 2.育成プログラムの評価:参加者への面接データを内容分析した結果、プログラムの評価は、「プログラムの実施に対する評価」と「プログラムの内容・方法に対する評価」に分けられた。参加者は小児看護初心者にとって特殊性の高い小児看護の経験の積み重ねを支援していた。また、教育担当者が小児看護初心者のキャリアから学び、キャリアを考慮して対応したことも成果としてとらえていた。一方、小児看護初心者教育のお手本がなく、小児看護初心者教育の評価は難しかったと課題をあげていた。プログラムの実施方法は適切であり、リフレクションのファシリテートによって、思いを表出できたことや、取り組みシートによって意識して教育に取り組めたことは、小児看護初心者教育の課題の明確化につながった。プログラムを継続して成果を還元することや、課題や目標の明文化、日々の業務の中で評価が課題としてあげられ、教育担当者へのサポートの必要性が示された。 3.学会におけるテーマセッション:「既卒の小児看護初心者の強みを活かそう!」日本小児看護学会第26回学術集会 4.研究成果の公表:第3回国際ケアリング学会「Reflections on Education Utilising Strenghs of Child Health Nurses Experienced in Other Specialised Fields」
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Research Products
(2 results)