2014 Fiscal Year Research-status Report
高齢者の精神疾患に関する看護師、看護学生の認識とケア-ベトナムと日本の比較
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26463500
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Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
植本 雅治 神戸市看護大学, 看護学部, 名誉教授 (90176644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松葉 祥一 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00295768)
川口 貞親 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00295776)
平野 裕子(小原裕子) 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (50294989)
瀧尻 明子 大阪市立大学, 看護学研究科, 講師 (70382249)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 認知症 / ベトナム / 看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度5月より、ベトナムでの調査に用いる調査依頼文書、調査対象者承諾書、調査用紙の作成を開始した。 9月から1日本語にてベトナム語への翻訳を行った。ベトナム語に翻訳した調査用紙に関し、日本研修中のベトナム人看護師に協力を得、修正を行った。 平成27年2月から3月にかけ、ベトナム国訪問、ホーチミン市のホーチミン市立病院とホーチミン市大学、ダナン市のダナン母子病院とダナン大学、ハノイ市のベトナム看護協会を訪問。現地での高齢者への医療、看護の現況について聞き取りを行うとともに、上記作成した文書を提示、今回の調査への協力を依頼した。調査実施に関しては、いずれの機関においても承諾を得、実施日程、手続きに関し調整を行った。 現在、調査用紙、質問項目の最終的な見直しを行うとともに、本年度の調査実施の日程調整を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査に必要な文書、調査用紙などの準備はほぼ完成した。 ベトナム側の対象期間の協力の承諾も得られ、現在は実施日程の調整に入っている。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度はホーチミン市、ダナン市において看護学生を対象とした記入式調査をおこなう。また、両市において看護師を対象とした面接、聞き取り調査も実施する予定である。本年度後半には、日本の看護系大学(神戸市看護大学、産業医科大学保健学部など)でも学生対象の記入式調査を行う。
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Causes of Carryover |
ベトナムにおける調査実施準備に日本側研究者の一人が参加できなくなったためである。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
上記参加できなかった研究者が本年度、調査実施の準備および支援のための出張費に充てる予定である。
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