2016 Fiscal Year Annual Research Report
Research to reveal the brain mechanism of empathy formation from emotional aspect of familiarity to the objects
Project/Area Number |
26540139
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
首藤 文洋 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10326837)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 敏正 筑波大学, 芸術系, 教授 (00261793)
内山 俊朗 筑波大学, 芸術系, 准教授 (50334058)
増田 知之 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (70372828)
山田 博之 筑波大学, 芸術系, 助教 (80723361)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 感性脳機能 / 感性情報学 / 神経科学 / 生体計測 / モデル動物 / 視覚芸術 / プロダクトデザイン / 萌え |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に達成すべき実験として、本研究課題の実施期間を1年間延長した理由であった計測機器の故障により未達成の、感覚剌激として南部系木地キナキナこけしを使った実験のデータを実験者による予備的実験データとして取得完了した。この実験ではヒトがオブジェクトを初見したときと、 持ち帰つた上で上記キナキナとそれと同じ表面仕上げと重量を持つ円柱の異なるオブジェクトについて、初見と3-4日所持した後の再見時で計測される生理指標データと動的アンケートデータの違いを比較して 「親しみ」 の生理機能構造についての客観的指標が取得できた。現在、これまでの本課題での実験結果と併せての解析と検討が概ね完了しており、最終報告を作成中である。
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