2015 Fiscal Year Research-status Report
日本のカトリック教会による移住・移動者支援の実証的研究
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26580010
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
白波瀬 達也 関西学院大学, 社会学部, 准教授 (40612924)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 典史 東洋大学, 社会学部, 准教授 (50633517)
星野 壮 大正大学, 文学部, 講師 (60725381)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 移民 / 難民 / 多文化共生 / カトリック / 宗教 |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年度に引き続き、カトリック難民移住移動者委員会の教区調査および修道会における移民支援のヒアリングを実施した。2015年度にヒアリングをおこなった対象は下記の通りである。長崎教区(4月)、穢れ無き聖母の騎士修道女会へのヒアリング(4月)、福岡教区(5月)、カトリック難民移住移動者委員会の全国研修会の参与観察も実施した(10月)、仙台教区(3月)、イエズス会へのヒアリング(1月)。また、11月には静岡大学浜松キャンパスにてシンポジウム「地域社会における『多文化共生』と宗教」を主催した(研究代表者の白波瀬達也と研究分担者の高橋典史・星野壮が研究成果を報告した)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究代表者と研究分担者が年に数度実際に年間スケジュールの中間確認をおこなうことで、調査研究の進捗状況を相互にチェックしているため、おおむね順調に進めることができている。また、調査結果の公表については、調査対象者の事前チェックを十分経ながら実施しているため、トラブルなく研究を進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年度に研究成果を書籍化させる予定で、現在、その編集体制を組んでいる。
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Causes of Carryover |
2015年度に調査予定だった対象のアポイントがとることができなかったため、予定していた旅費分が余った。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2016年度中に2015年度に予定していたすべての調査を実施する。
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Research Products
(6 results)