2015 Fiscal Year Research-status Report
大規模多施設間での歯科治療・メンテナンス中断の原因及び患者背景の質的・定量的解析
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26861826
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Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
加藤 智崇 福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (40724951)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 中断患者 / 質的研究 / メインテナンス |
Outline of Annual Research Achievements |
協力歯科医院より2013~2014年に中断した患者93名に対して、インタビューを試みた。結果、転居または連絡出来なかった者が38名、患者が死亡していたため不通であった者が13名であった。 連絡がついた42名にい対して、電話でのインタビューを試みたが37名がインタビューを拒否され、5名のみのインタビューとなった。 得られたインタビューをSCAT(質的解析方法)を用いて解析すると、中断した背景として場所・立地が原因、近さを重視する、症状ある時だけ自分の都合で受診する、歯科に恐怖心がある不信感を抱いていた等の情報が得られた。一方で、予想をしていた患者背景(健康への意識が低い等)とは異なった所見も多くみられた。 今後は、質的解析から得られた所見を元にして、中断患者に量的解析としてアンケート調査を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー調査が予定よりも日数がかかり、中断患者の連絡先の把握が困難を極めたため研究の進捗がやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査を終えて、今後は多施設でのアンケート調査を予定する。
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Causes of Carryover |
当初、量的研究のアンケート調査を予定していたが実施できなかったため、次年度に繰り越す。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
アンケート調査の実施費用、具体的に調査用紙作成料や郵送費等に使用予定
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Research Products
(4 results)