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2014 Fiscal Year Research-status Report

ストレス対処能力の高い医療チームリーダーを育成するEラーニング教材の有効性の検討

Research Project

Project/Area Number 26861852
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

西澤 知江  金沢大学, 保健学系, 助教 (50579597)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords褥瘡管理 / 認定看護師 / 看護管理 / 継続教育 / ストレスマネジメント / Eラーニング
Outline of Annual Research Achievements

平成26年度は、教育プログラムの開発及びその効果検証試験を行った。プログラム内容は2部構成であり、第1部は、調整スキルを育成するため、組織的段階的に調整スキルを発揮するプロセスを教育する内容、第2部は、認知行動療法に基づきストレスマネジメント方法を学び、ストレス対処力を強化する内容とした。インストラクショナルデザインに基づき、開発を進め、Eラーニングプログラムを完成した。また、プログラムには当初、計画していたコンテンツに加え、ストレス事例集を搭載し、学習者のストレスマネジメントに関する学習教材とした。この事例集は起縁法にて皮膚・排泄ケア認定看護師28名から褥瘡管理に関するストレス事例158例を収集した。そして、収集した事例からストレス、ストレッサー、それらに対する対処行動を抽出し整理し、事例集とした。学習者が参考にしたい事例を、一覧より任意で選択し確認できる仕組みとした。褥瘡管理に精通し、看護師の資格を有する研究者9名に作成したプログラムの評価を依頼した。プログラムの内容、Eラーニングシステムの使用感に関する意見をもとに、修正を加え、プログラムを完成させた。次にプログラムの効果検証をするために平成26年10月~翌年3月に、病院に勤務する皮膚・排泄ケア認定看護師80名を対象に本プログラムを導入した。効果検証のためのメインアウトカムは、調整力、心理的well-beingとし、プログラム導入前後で調整力尺度、心理的well-being尺度にて調査を行った。現在、結果の解析中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

1: Research has progressed more than it was originally planned.

Reason

計画通り教育プログラムの開発を達成した。また、当初の計画していたプログラムに、ストレス事例を導入するなど、より内容の充実を図ることができた。さらに、平成27年度に計画していた教育プログラムの効果検証試験まで実施することができた。今回1ヶ月間集中して本開発に取り組むことができたことが、目的達成につながったと考える。

Strategy for Future Research Activity

平成27年度は教育プログラムの効果検証を行う。平成26年度に収集したデータを分析し、プログラム評価を行う。また、平成26年度に実際にプログラムを稼働し、不備、改善点が見つかったため、修正を加えるとともに、研究参加者にプログラム使用感等の感想、評価を得、プログラムの改訂を行う。

Causes of Carryover

年度途中に産休となり、研究費を使用することができなかったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成26年度に開発したプログラムの改訂が必要となるため、次年度費用額はその費用に充てる予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 皮膚・排泄ケア認定看護師の経験年数と調整力の関連2014

    • Author(s)
      西澤知江、真田弘美、紺家千津子、大桑麻由美、松井優子、松尾淳子、
    • Organizer
      第23回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会
    • Place of Presentation
      大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)
    • Year and Date
      2014-05-16 – 2014-05-17

URL: 

Published: 2016-06-01  

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