2016 Fiscal Year Annual Research Report
Evaluation of a web-based program to educate multidisciplinary team leaders with high tolerances for stress
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26861852
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| Research Institution | Niigata University |
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Principal Investigator |
横野 知江 (西澤知江) 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50579597)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 皮膚・排泄ケア認定看護師 / 褥瘡管理 / 調整力 / ストレス対処 / Eラーニング |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は教育プログラムの開発及びその効果検証試験を行った。プログラムは第1部に調整スキルを育成するため組織的段階的に調整スキルを発揮するプロセスを教育する内容、第2部に認知行動療法に基づきストレス対処力を強化する内容とストレス事例集とした。次に、病院に勤務する皮膚・排泄ケア認定看護師（以下WOCN）80名を対象にプログラムの効果検証を行った。
平成27年度は効果検証試験の結果を分析した。対象者80名のうち、最終的にプログラムを修了した者は36名、事後調査まで実施した者は10名であった。事後調査まで実施した10名における介入前後の調整力、心理的well-beingの得点について比較した結果、いずれも有意差は見られなかった。また、修了群の特徴として病院管理者に対する調整力得点及びSOC総点が中断群より有意に低かった。さらに、対象者のプログラムの感想・意見には、【時間不足】【現実とのギャップ】などのネガティブな感想がみられた一方で、【ストラテジー習得】【勇気づけられる】などのポジティブな感想も抽出された。以上より、プログラム実施による明らかなメンタルヘルスへの有効性はみられなかったが、本プログラムを真に必要としている対象者に焦点を当てた内容に改善し、物理的負担を軽減することで、有効なプログラムとして活用できる可能性が示唆された。
最終年度は分析結果を踏まえ専門家間会議を行い、本プログラムの実用化に向けてコンテンツを再考した。そして、プログラムの主たる目的は、褥瘡管理特有のストレスに対する解決とストレス対処能力の向上であることを鑑み、プログラムを「事例から学ぶ褥瘡管理に関するストレスマネジメント」に絞り、シンプルでわかりやすい仕様に改変した。完成したプログラムは、WOCNが主たる会員である日本創傷・オストミー・失禁管理学会ホームページに掲載し会員に公開した。
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| Remarks |
日本創傷・オストミー・失禁管理学会のホームページの会員限定ページに掲載されている。
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