1988 Fiscal Year Annual Research Report
外国語学習における音声つき静止画再生装置の適用に関する基礎的研究
Project/Area Number |
60301109
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Research Institution | University of Tokyo |
Principal Investigator |
東 洋 東京大学, 教育学部, 名誉教授 (60012548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金田 正也 名古屋学院大学, 外国語教育研究センター, 教授 (60097681)
水谷 修 名古屋大学, 総合言語センター, 教授 (60088789)
田中 豊雄 松下視聴覚, 教育研究財団, 研究室長
丹羽 義信 名古屋大学, 総合言語センター, 教授 (30023534)
中野 照海 国際基督教大学, 教養部, 教授 (70052230)
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Keywords | 聴覚・言語法 / 認知・規範法 / 異なった画像 / 入門期用可視覚化語い / CDーROM・MSX_2システム / ランダムアクセス / 文字・自然音声・自然色画像 |
Research Abstract |
本研究の中で、先年度より継続した、より基本的な基礎研究は、(1)外国語教育プログラムの開発に関する研究と、(2)外国語教育CALプログラムの開発に関する研究である。その研究の成果の一部は、関連する学会の年会において発表した。それらは、「英語学習プログラムの構成方法としての聴覚・言語法と認知・規範法との比較実験」、「英語教材提示における音声刺戟と音声文字刺戟併用との比較効果について」、および「マイクロコンピュタを用いた専門分野別日本語学習システム(上級用)の開発……1.日本語上級用語い学習教材の開発、2.文字・音声提示併用の効果」である。また、研究継続中の課題は、英語学習プログラムの構成方法と学習者特性との交互作用に関する研究」、「英語CALプログラムにおける異なった画像の学習に及ぼす影響に関する実験的研究」、「英語読解力向上のための語い学習CAI教材システムの開発」、「絵を用いる英語訓練の類型化および入門期用可視覚化語いのデータベース化の研究」、その他である。実践的な基礎研究としては「Listening、Readingにおける絵の効果」、「TVーPhotを使ったSpeakingのテスト」を関連学会に発表した。当該研究課題の核心となる、CD-ROM・MSX_2システムを完成。音声、文字、画像の素早いランダムアクセス可能な、コースウェアの設計、制作、実験を行い、関連学会に発表した。CDーROM/パソコンシステムによる文字・自然音声・自然色画像CAIの研究(1)」、その他である。これは、中・高校生対象の英語であるが、大学レベルの英語に関しても、前記システムによるコースウェアを開発、各種シンボルの比較実験、総合能力養成における効果の測定を行った。また「日本語学習における音声識別訓練プログラムの開発」をして、これをCDーROM化。「音声・文字と音声・文字・画像の母音識別練習に及ぼす効果の比較実験」を実施。以上報告書作成中。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 北條礼子 他: 日本教育工学会第2回大会講演論文集. 87-88 (1986)
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[Publications] 岩佐玲子 他: 第23回日本視聴覚教育学会 第31回日本放送教育学会 合同大会研究発表論文集. 31-32 (1986)
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[Publications] 横田淳子 他: 日本教育工学会第2回大会講演論文集. 79-81 (1986)
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[Publications] 丹羽義信 他: 語学ラボラトリー学会中部支部研究紀要. 第8号. 15-25 (1987)
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[Publications] 田中豊雄 他: 第12回全日本教育工学研究協議会全国大会 EDUTEC′86教育情報技術国際大会 研究発表論文集. 336-340 (1986)
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[Publications] 藤原雅憲 他: 日本教育工学会あるいは、電子情報通信学会 教育工学研究会.