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1986 Fiscal Year Annual Research Report

都市の社会構造と自治に関する総合的研究

Research Project

Project/Area Number 61301023
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

岩崎、信彦 ノブヒコ  神戸大, 文学部, 助教授 (20086052)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉原 直樹  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (20140113)
広原 盛明  京都府立大学, 生活科学部, 教授 (90046475)
高木 正朗  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (70118371)
上田 惟一  関西大学, 法学部, 教授 (40067715)
鯵坂 学  広島大学, 総合科学部, 助教授 (60135960)
Keywords都市 / 自治 / 町内会
Research Abstract

研究を進めるにあたって、3つの研究班をつくった。
第1班は、日本の都市自治の歴史的考察を進めた。まず、室町時代から戦国時代にかけての京都で形成された町内の形成過程と構造について、歴史学の成果を吸収し、日本の都市自治の「原型」についての考察を進めた。また、京都について、明治から第2次大戦にいたる町内の変遷をまとめた。
第2班は、戦後から今日にいたる町内自治の展開の比較考察を進めた。まず、大都市圏においては、京都の町内会の全体的調査分析、並びに西陣の町内構造の調査分析を行った。また、大阪の寝屋川市の全体的調査を行った。工業都市においては、鉄鋼企業が斜陽化しているなかでの釜石と、急成長をとげる自動車産業の町豊田市の調査を行った。企業,行政,地元自治会の三者が形成する独自のダイナミズムが明らかになった。地方中心都市においては、上田市,津山市,山口市,鹿児島市の町内会調査を行った。また、町づくりに焦点をあてて、京都周辺の住宅地、寝屋川市萱島の木賃住宅街の町内会調査、並びに藤沢市辻堂と神戸市丸山の先進的町づくりの歴史の比較考察を進めた。さらに、集合住宅と自治会というテーマのもとに、千里ニュータウンの自治会、京都におけるマンション管理組合、コーポラティブ・ハウスについて研究を進めた。
以上の調査研給を進めながら、全体を見通す分析枠組みと調査方法について検討を進めた。
第3班は、都市自治の国際比較というテーマのもとに、イギリス,フランス,アメリカの住民自治,都市自治について文献研究,これまでの海外踏査のまとめを進めた。

URL: 

Published: 1988-11-10   Modified: 2016-04-21  

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