1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61302004
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
川久保 勝夫 阪大, 理学部, 助教授 (50028198)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 吾郎 京都大学, 理学部, 助教授 (00027377)
松本 幸夫 東京大学, 理学部, 助教授 (20011637)
岡 睦雄 東京工業大学, 理学部, 助教授 (40011697)
加藤 十吉 九州大学, 理学部, 教授 (60012481)
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Keywords | トポロジー / 位相空間 / 力学系 / 多様体 / ホモトピー / ホモロジー / 結び目 / 葉層 / 変換群 / 特異点 / シンプレクティック多様体 / モデュライ |
Research Abstract |
福井大学におけるトポロジーシンポジュウムや分担課題による研究集会、プロジェクトによる研究集会、更に研究成果や研究方法などの研究交流のための研究会が各所で開催されて、講演発表および研究討論が活発に行われた。下記の研究成果はそれらのうちの主なものであり、学術協会誌に発表されたり、その予定のものである。 トポロジーシンポジュウムでは、松元重則の「曲面群表現の柔い剛体性」、土屋昭博の「Virasoro代数とBraid群のMonodromy表現」、長崎生光の「同じ次元関数をもつホモトピー表現」、森吉仁志の「正のスカラー曲率と高次【A!^】種数」などがあった。力学系の理論では、松元重則の「Thurstonノルムと位相的エントロピー」や矢野公一による「【S^1】のgenericな同相写像について」などが得られた。位相空間論の分野で、木村孝の「Compactifications with n-dimensional remainder」や、渡辺正の「Cech homologyの連続性について」などがある。結び目理論では、村上順の「2変数多項式とKauffmon多項式を含む3変数のリンクの多項式について」や、小林一章の「On Polynomial invariants of links」、森田茂之の「Casson's invariants for homology 3-spheres and the mapping class group」などがある。葉層構造の分野では、西森敏之の「Ghys-Langevin-Walozakの葉層エントロピー」や、坪井俊の「Conjugating foliations」などが得られた。ホモトピー理論では、小島一元の「On polynomial generators for the generaligedhomology of BSU」、石戸谷公直の「G/Tのユホモロジーについて」などがある。変換群論の面では、S.Illmanの「Imbeddings of G-complexes into representation spaces」や、森本雅治の「One fixed point actions on spheres」などが発表された。特異点論では、長瀬正義の「正規特異代数曲面上の熱作用素」や、泉屋周一の「曲線の微分幾何」などの研究発表があった。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] M.Kato: Advanced Studies in Pure Math.9. 149-172 (1986)
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[Publications] Y.Matsumoto: Topology. 25. 549-563 (1986)
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[Publications] M.Oka: Advanced Studies in Pure Math.8. 405-436 (1986)
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[Publications] G.Nishida: Advanced Studies in Pure Math.9. 273-286 (1986)
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[Publications] N.Shimada: Publ.R.I.M.S.,Kyoto Univ.22. 1191-1204 (1986)
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[Publications] K.Kawakubo: J.Math.Soc.Japan. 38. 173-198 (1986)
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[Publications] 川久保勝夫: "変換群論" 岩波書店, 324 (1987)