1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61302034
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小林 繁夫 東大, 工学部, 教授 (30010698)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末益 博志 上智大学, 理工学部, 助教授 (20134661)
名取 通弘 宇宙科学研究所, 助教授 (00013722)
平野 陽一 東京大学, 工学部, 助教授 (40013669)
角 誠之助 九州大学, 工学部, 教授 (10037947)
近藤 恭平 東京大学, 工学部, 教授 (20011190)
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Keywords | 航空宇宙 / 構造動力学 |
Research Abstract |
1.各分担研究者は役割分担に記した課題について研究を行ない、初年度として以下のような具体的研究内容について成果を挙げた。(1)液体燃料ロケットのポゴの基礎研究として、液体をみたした円筒タンクの軸方向加振に対する振動応答。(2)柔軟宇宙構造物の振動制御。(3)弾性支持された回転リングの振動。(4)横衝撃を受ける梁の動的挙動。(5)回転ファン翼の鳥などの異物衝突による変形破壊。(6)衝撃的に加熱又は冷却された場合の円板の動的応答。(7)CFRPを素板とするサンドイッチ平板の振動特性。(8)液体をみたした円筒殻の各種境界条件下での固有振動特性。(9)引張荷重下での種層板の初期破損後の破損進展現象。(10)CFRPの二段階負荷疲労下での微視的内部損傷の測定。(11)複合材料板での層間剥離による共振々動数の変化。(12)翼の超音速サブクリティカルフラッタ試験。(13)テーラリングを行った複合材翼の空力弾性相似模型の設計。(14)弾性翼のACT制御則設計用の高亜音速非定常空気力のモデル化。(15)H-【II】ロケットの1/5構造模型の縦振動試験とモーダル解析。(16)柔軟宇宙飛翔体の構造と姿勢制御系を要求条件の下で同時に最適化する手法。(17)人工衛星ブームの輻射加熱下での熱誘起曲げ振動。(18)初期撓みをもつ片持ち送風管の従動力により発生する大変形とフラッタ。(19)太陽輻射圧をうけるソーラセイルの回転翼の不安定現象。(20)宇宙用2次元適応トラス構造物とその振動持性。(21)張力膜構造物振動の基礎研究として、屈折した梁の振動特性(22)テンションストランド型宇宙トラス模型の振動特性。(23)トラス型の適応構造物の精度の予測理論。 2.研究集会を4回開き、研究発表と付儀、研究連絡と情報交換を行ない、総合研究としての成果を挙げるよう努めた、研究成果の中でまとまりのよい一部をCAS研究報告No.30にまとめて印刷公表した。
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Research Products
(14 results)
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[Publications] 小林繁夫: CAS研究報告. 30. 99-116 (1987)
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[Publications] 小林繁夫: CAS研究報告. 30. 117-130 (1987)
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[Publications] 近藤恭平: CAS研究報告. 30. 77-98 (1987)
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[Publications] 平野陽一: CAS研究報告. 30. 65-76 (1987)
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[Publications] 小林昭: CAS研究報告. 30. 55-60 (1987)
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[Publications] 末益博志: CAS研究報告. 30. 61-64 (1987)
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[Publications] 上田哲彦: CAS研究報告. 30. 45-54 (1987)
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[Publications] 小松敬治: CAS研究報告. 30. 1-8 (1987)
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[Publications] 小野田淳次郎: CAS研究報告. 30. 9-12 (1987)
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[Publications] 角誠之助: CAS研究報告. 30. 29-38 (1987)
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[Publications] 久能和夫: CAS研究報告. 30. 39-44 (1987)
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[Publications] 名取通弘: CAS研究報告. 30. 19-28 (1987)
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[Publications] 塙武敏: CAS研究報告. 30. 13-18 (1987)
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[Publications] 名取通弘: IAF-86.242. (1986)