1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61304061
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
中野 健司 北里大, 医学部, 教授 (30072838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 一郎 北里大学, 衛生学部, 教授 (10050361)
輿水 馨 東京大学, 医学部, 教授 (90011866)
前島 一淑 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (70051464)
橋本 一男 東海大学, 医学部, 教授 (00055659)
城 勝哉 兵庫医科大学, 教授 (10068413)
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Keywords | 実験動物教育 / 医歯薬衛生学科系大学 |
Research Abstract |
医科系大学において適切な実験動物教育を実施するための医歯薬衛生学系大学における実験動物教育カリキュラムの作製研究を目的とする本研究班は、上記大学の実験動物教育の現状を把握するために全国の国公私立の医歯薬衛生学系大学,大学附置研究所,公的研究機関を対象にアンケート調査を行った。アンケートは、各大学、研究機関における実験動物教育担当者宛のアンケートAと、動物実験に携わる研究者宛のアンケートBの二通りがつくられた。アンケートAは、11項目の質問から成り、大学,研究機間における実験動物教育実施の有無を問い、教育が実施されている場合はその教育内容、時間数、評価、問題点等を知るためである。アンケートBは、18項目の質問から成り、医歯衛生学系大学における実験動物教育に対する研究者の対応と動物実験の実態を知るためのものである。アンケート調査の仮集計は下記の通りである。 大学・研究機関 発送数 回答数 教育実施機関数医学部 78 65(83%) 23(35%)歯学部 24 19(79%) 6(32%)薬学部 43 34(79%) 8(24%)衛生学部 4 3(75%) 3(100%)大学附置研究所 11 8(73%)2(25%)公的研究所 30 20(67%) 3(15%)アンケートの調査結果の集計・解析作業は現在続行中であり、この結果からわが国の医歯薬衛生学系大学における実験動物教育の実態と必要性が明確になるものと孝えられる。またこの調査結果は、実験動物教育のカリキュラム作製に資するところが大である。
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