1987 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61410018
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
今堀 宏三 鳴門教育大学, 学校教育学部, 学長 (80029602)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大隅 紀和 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90000083)
重信 陽二 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (00123779)
高沖 武 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60033792)
斉藤 晴男 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (30029590)
井関 清志 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (20030744)
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Keywords | 現職教育 / 現職教育のシステム化 / 情報化社会 / 教材開発 / 教育情報 |
Research Abstract |
研究代表者のもとに, 構想化検討グループ, 教材開発グループ, 実験研究グループを組織し, 各グループが次のような研究活動を行った. その各グループの研究計画及び成果については, 月一回程度の定例研究会において提案協議し, 研究内容を深めていくとともに, グループ間のコミュニケーションと連携を図った. (1)構想化検討グループは, 鳴門教育大学修了生及び現場教師を対象に, 現職教育に対するニーズ, 期待, 問題点を調査した. 調査結果を基にして, 情報化社会における現職教育の構想を検討している. また, 臨時教育審議会からの報告書に従って今後の現職教育や情報化の動向を検討してきた. (2)教材開発グループは実験研究グループと共同して, 61年度に開発したモデル教材及びテキストを, さらに現職教育の要求や期待に応じたものにするために評価・修正を行った. また, その成果のもとに, パソコン, ワープロなどの教育メディアを教育実践に活用するための現職教育プログラムを開発し, 実施した. 特に, 教師自身が学習活動の設計や教材の制作を体験するようなプログラムの開発を進めた. また, 学部学生に対してもビデオ関連機器, パソコン, ワープロの教育メディアに慣れ親しむためのプログラムと教材を開発し, 実施・評価した. これらの情報機材の取り扱いに習熟すると共に情報化時代への対応能力を身につけるものと期待される. (3)教材開発グループは, 大阪大学人間科学部教育技術学研究室所有の授業研究のVTR約240本複写し, 鳴門教育大学所有のものと合わせてライブラリー化を進めている. また一方で, 理科教育に関する教材の開発とその流通及び地学関係の論文の収集とその検索に関する研究を進めている.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 今堀宏三,永野和男: 教育情報研究. 3-2. 14-22 (1987)
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[Publications] 重信陽二: 科教研報. 1(NO.4). 43-46 (1987)
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[Publications] 大隅紀和: 総合教育技術増刊『教育メディア'88』. 12-18 (1988)
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[Publications] 永野和男,吉谷篤志: 鳴門教育大学学校教育センター紀要1号. 1. 9-18 (1987)
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[Publications] 吉崎静夫: 日本教育工学雑誌. 12-2. (1988)
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[Publications] 二宮真智子: 日本教育工学会 第3回大会講演論文集. 77-78 (1987)