1986 Fiscal Year Annual Research Report
日独語対照シソーラスのためのデータベース作成に関する対照言語学的研究
Project/Area Number |
61450056
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
高田 誠 筑大, 文芸・言語学系, 助教授 (60000410)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相澤 正夫 国立国語研究所, 日本語教育センター, 研究員 (80167767)
野田 尚史 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (20144545)
佐久間 まゆみ 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (30153943)
堀口 純子 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (00052283)
湯澤 質幸 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (90007162)
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Keywords | 対照研究 / シソーラス / 対照シソーラス / 意味論 / 対照意味論 / 対照語彙論 / 日独対照研究 |
Research Abstract |
1.対照シソーラスのための意味体系の基本的枠組の設定 両言語に共通なメタシステムとしての意味体系は、「分類語彙表」(国立国語研究所資料集6)のそれを用いることとしたが、「分類語彙表」の枠組は、日本語の意味体系のためのものであって、日本語以外の言語の体系には必ずしも適当でないところがある。後に述べる作業と平行して、「分類語彙表」の意味体系を修正細分化し、両言語に共通したメタシステムとして用いられるような形に改める検討をした。 2.基礎資料の整備 国語辞典,独和,和独辞典,DUDEN等のドイツ語辞典から、固有名詞百科語等を削除し、語彙項目の基礎資料を作成し、本シソーラス語彙項目として採用するかどうかの判定作業を行った。 3.データの入力 言語データの入出力装置として、NECパーソナルコンピュータN5200モデル07を導入した。ファイル処理用のソフトウェアLANFILEを用いてデータファィルを作成することとした。 語彙項目の入力を順次行い、日独語それぞれ1万語弱の項目を入力した。 4.付加情報付け 「分類語彙表」の意味コードの修正について、まだ多少の問題が残るため、本年度は意味コード等の付加情報付け作業はあまり進めずにおき、次年度に行うこととした。
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