1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61460002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉浦 光夫 東大, 教養部, 教授 (50012258)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 陽一郎 東京大学, 教養学部, 助教授 (20033889)
岡本 和夫 東京大学, 教養学部, 助教授 (40011720)
藤田 隆夫 東京大学, 教養学部, 助教授 (40092324)
五味 健作 東京大学, 教養学部, 助教授 (20012502)
近藤 武 東京大学, 教養学部, 教授 (20012338)
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Keywords | 群の構造 / 特殊函数 / 微分方程式 |
Research Abstract |
五味は有限単純群の構造について引き続き研究を進め、著実な成果を収めた。特に標数2型の単純群で、指数が奇数の2局所部分群がすべて可解であり、奇素数に対するシロ一部分群が巡回群である場合について詳しい研究を得た。この結果の応用として、2.Jankoのthinな有限単純群に関する有名な定理について、極めて見通しのよい結果が得られることになった。 岡本はPainlev【e!´】方程式の研究において多くの結果を得た。一つはPainlev【e!´】方程式において、特異点を一つ一つ合流させて行くときどのような特殊解が得られるかを定めた結果である。もう一つは、線型常微分方程式のisomonolromic変形と、そから得られる非線型微分方程式の完全積分可能条件についてのGarnrirやSchlesingerの結果を、Homilton系の立場から見直すことにより種々の興味ある結果を導いた。岡本はこの外Pamlev【e!´】方程式に関し系統的な研究を進めていくつかの結果を得ている。 杉浦は、「ユニタリ表現と調和解析」という英文著書の改訂第二版を出版予定で原稿を完成した。第二版では、第一版では扱わなかったSL(2,1R)の極限疎系列表現についての詳しい記述を追加した。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 五味健作: Journal of Algebra. 102. 194-198 (1986)
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[Publications] 五味健作: Journal of Algebra. 107. (1987)
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[Publications] 岡本 和夫: Journal of Faculty of Science,Section Ia,University of Tokyo. 33. 575-618 (1986)
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[Publications] 岡本 和夫: Quarterly Journal of Mathematics. 37. 61-80 (1986)
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[Publications] 岡本和夫: Annali di Mat.
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[Publications] 岡本和夫: Japanese J.of Mathematics.
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[Publications] 杉浦光夫: "Unitary representations and harmonic analysis,2nd edition" Kodansh and North Holland Publ.Co., 450 (1987)