1986 Fiscal Year Annual Research Report
LAN環境分散実行下における障害回復とデータ保護機能の研究
Project/Area Number |
61550264
|
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
翁長 健治 広島大, 工学部, 教授 (90029869)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福場 良之 広島大学, 工学部, 助手 (00165309)
岸本 一男 筑波大学, 社会工学系, 講師 (90136127)
伊藤 宏司 広島大学, 工学部, 助教授 (30023310)
長町 三生 広島大学, 工学部, 教授 (50034327)
|
Keywords | OA / LAN / OA記述言語 / オフィス人間工学 / 同時実行制御 / デイジタル署名 / デイジタル化誤差 |
Research Abstract |
オフィスにおける各種作業手続きに対し、人間の判断が一部介在する処理の自動化を記述するための高級言語OPAL(office Procedure Automation Language)を設計しそれをLAN環境で並列的に実行するためのシステムOPAについて研究を行っている。OPALは電子メール機能を拡張し、計算機能とデータベース検索機能とを結合した高級並列プログラミング言語である。言語仕様については、実際のオフィス手続きを十分に検討し詳細設計を完了し、コンパイラ等の処理系についてはプロトタイプのインプリメントがほゞ完了している。 本研究はOAにおけるオフィスの人間工学的知識工学的特性とオフィス手続の同時実行制御とデータ機密保持のテーマを取り上げ、それぞれの特殊性を利用して解決法を示した。 1)オフィスの人間工学的側面 知識工学的手法を用いてオフィス・インテリヤの情緒と天井・壁・床等の色彩が讓成するイメージをデザインする対話システムHULIS(Human LivingSystem)を作成した。227形容詞データをインテリア映像へ変換するソフトウエアシステム.発表論文(2),(4). 2)同時実行制御,障害回復,デイジタル署名機能 共有ファイルの一貫性保持にタイムスタンプとロックを最後の対話入力を機に切替える複合方式と公開鍵暗号方式によるデイジタル署名機能をOPALコンパイラに組込んだ.発表論文 (1),(5),(6) 3)その他 グラフィック・ディスプレ上曲線のデイジタル化誤差の理論的評価を正確に行った.発表論文 (3)
|
-
[Publications] K.Kishimoto: IEEE Workshop on Language for Automation:Languages for System Design. 205-210 (1986)
-
[Publications] 長町三生: 情報処理学会・知識工学と人工知能研究会資料. 47-12. (1986)
-
[Publications] K.Kishimoto: Computer Vision,Graphics,and Image Processing. 35. 170-180 (1986)
-
[Publications] 長町三生: 人間工学. 22. 319-324 (1986)
-
[Publications] 平松健司: 電子通信学会オフィスシステム研究会資料. OS86-25. (1986)
-
[Publications] 吉本眞二: 情報処理学会 第28回プログラミング・シンポジウム. 201-212 (1987)