1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61870069
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
田中 美郷 帝京大学, 文学部, 教授 (70082013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 賢二 日本医科大学, 講師 (50025607)
鳥山 稔 国立病院, 医療センター耳鼻咽喉科, 科長
太田 文彦 近幾大学, 医学部, 教授 (50088530)
岡本 途也 昭和大学, 医学部, 教授 (90053751)
今井 秀雄 国立特殊教育総合研究所, 部長 (30000285)
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Keywords | 補聴器適合評価器機 / 語音聴力検査 / コンパクトディスク |
Research Abstract |
わが国における補聴器適合評価用のテスト器機を開発することを目的として、2枚のコンパクトディスク(CD)を製作した。 初年度は、わが国に存するか、あるいは文献上に現われた語音聴力検査用検査語表および検査法を集め、その中から最も適当と思われるテスト材料を探し出す作業を進めた。また2年目はいろいろな研究機関や私的に所有する語音テープを集めて試聴した。その結果既存のものは音質が悪く、CDに収めるには不適当であることが判明した。また検査用語表についても過去のものにこだわらず、全く新しい視点で作る必要があることが確認された。そこで、これまでの研究で基礎的データの公表されている資料(文献)をもとに、単音節語表、幼児用2音節単語表、成人用2音節単語表、幼児用3音節単語表、成人用3音節単語表、以上(CDー1)、日常生活文表、不自然な文表、数字表、マルチトーカーノイズ、擬似音声雑音、交通騒音(以下CDー2)を作り、NHKアナウンサー吹き込みにより、デジタルステレオ録音した。1チャンネルは検査用語表を、2チャンネルは語音に対応させてマルチトーカーノイズを録音した。これをもとに上述の如きCD2枚(1組)を完成したが、もとによりわが国では全く始めての試みだけに未検討の部分も多い。今後の臨床研究に待つところが大きく、その成果が期待される。
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