1987 Fiscal Year Annual Research Report
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62302022
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
高田 浩之 東京大学, 工学部, 教授 (40010699)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹野 忠夫 東京大学, 工学部, 助教授 (90013672)
難波 昌伸 九州大学, 工学部, 教授 (50037735)
小竹 進 東京大学, 工学部, 教授 (30013642)
谷田 好通 東京大学, 工学部, 教授 (50013628)
杉山 善幸 名古屋大学, 工学部, 助教授 (20023046)
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| Keywords | 推進システム / 航空宇宙推進システム / ラムジェット / スクラムジェット / 超音速 / 極超音速 / インレット / 燃焼器 / 数値シミュレーション |
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| Research Abstract |
本年度に実施した主要なことは, 研究分担者が一ケ所に集中して研究会を2回開催したことである. その内容は, 分担者各自で進めている「新しい航空宇宙推進システム」に関する中間報告を行うことであり,これまでのところ, 特にスクラムジェット推進システムにとり開発技術上で最も重要な機器要素と考えられる燃焼器とインレットにおいて観察される現象(例えば, 不安定圧力振動の発生や高速気流中へ噴射された燃料の混合など)のメカニズム解析の紹介, および大型計算機を利用した流れの数値シミュレーションなどについて堀下げた討議がなされている.
これらの調査を行う際には, 既に公表された国内外の研究成果を知ることが先ず手掛りであり, 限られた期間で効率良く作業するために, 海外科学技術文献集を資料として購入し, 分担者に配布した. 一方, 研究会の席上には, 民間会社において現在第一線で技術開発を指揮している方におよび, 大学とは異なる国立機関に所属し, 本研究テーマに密接な関心を示している方々を若干名招請して特別請義を受け, 今後の研究動向を決める指針とした.
中間報告や海外技術文献集ならびに特別請義で引用された資料は番号付けを行いデータベースに集録した.
上記の活動を通じて, 本調査研究の対象としている「新しい航空宇宙推進システム」が, 超高速高圧高温の技術的先端性ゆえに, 工学上の広い範囲の基礎知識を統合して対処されるべき性格を持つこと, 従って, 多岐にわたる専問分野に立脚した分担者各自の研究成果を今後更に有機的に集的統合してゆけるようにすることが肝要であるとの認識を一層新たにした.
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