1987 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
62302038
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
奥野 武俊 大阪府立大学, 工学部, 講師 (60081395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 敏夫 大阪大学, 工学部, 教授 (80029107)
岸 光男 大阪府立大学, 工学部, 講師 (00145814)
池田 良穂 大阪府立大学, 工学部, 講師 (10117989)
田中 紀男 大阪府立大学, 工学部, 教授 (40081393)
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Keywords | 流場計測 / ロボットアーム / 回流水槽 / トラバーサー / データ処理 |
Research Abstract |
回流水槽で行われる種々の流場計測について,主に実験手順およびデータ処理の観点から整理して,データ処理については8チャンネル程度のデータを収集して時系列解析が行えること,またセンサー支持装置は6自由度制御可能なシステムが必要であることが分った. ロボットアームの制御理論を使って,6自由度すべて制御するロボットアームの機構および制御システムを開発した. 本システムは6つのステップモータを制御することにより3つの並進運動と3つの回転運動を行い,流速センサーを任意の位置に移動するばかりでなく,任意の角度で挿入することができる. これによって,5孔管や3孔管による流速ベクトルの計測が容易になり,X型ホットフイルムによる乱流計測が出来るよすになった. また,これとは別にA/D変換器を装備したマイクロコンピューターによるデータ処理システムを開発し,アーム制御システムや他の複数台のコンピューターと通信を行えるようにした. これによって,実験データの収集,解析,トラバーサーの制御などを複数台の計算機で分散処理することが可能となり,実験能率は非常に高上した. さらに,画像データ処理に関しては,基礎実験を行い,レーザ光を利用した流れの可視化,そのデータ解析を試みた.
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[Publications] Taketoshi Okuno: Proceedings of 17th Session of the Scientific and Methadological Seminar on Ship Hydrodynamics. (1988)
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[Publications] 奥野武俊: 第16回流れの可視化シンポジウム. 18. (1988)
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[Publications] 奥野武俊;山口英明: 関西造船協会誌. 210. (1988)