1987 Fiscal Year Annual Research Report
2軸曲げを受ける任意形断面PRC部材の限界状態設計法と長期変形
Project/Area Number |
62550344
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
川上 洵 秋田大学, 鉱山学部, 助教授 (90006693)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加賀谷 誠 秋田大学, 鉱山学部, 助手 (00091794)
徳田 弘 秋田大学, 鉱山学部, 教授 (70041879)
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Keywords | プレストレスロス / パーシヤルプレストコトクリート / ひびわれ強度 / 2軸曲げ / デコンプレッション |
Research Abstract |
1.任意形コンクリート断面の任意の位置にPC鋼・鉄筋を配したPRC部材に関し, 5つの段階に分けて応力解析を行い変形を検討した. 第1段階は, プレストレス導入直後の応力・ひずみ分布 第2段階は, コンクリートのクリープ・乾燥収縮及びPC鋼のレラクセーションを考慮したプレストレスの損失 第3段階は, デコンプレッション状態 第4段階は, ひびわれ状態 第5段階は, ひびわれ後のひずみ・応力及び変位 2.上記解析を行い, 解析理論に従って電子計算プログラムの作製・整備を行った. 3.プレストレスの大きさとひびわれ強度及び変形との関係を中空床版プレストレストコンクリート橋を対照とし, その構造特性を明らかにした. 4.死荷重・活荷重ともに, 断面に対し曲げ荷重として解析を行ったが, さらに, 曲げ・圧縮, 2軸曲げ問題に関し解析を進展させている.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 川上 洵,清水 俊一,佐々木 真一: 昭和62年度 土木学会東北支部技術研究発表会講演概要. 484-485 (1988)
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[Publications] Makoto KAWAKAMI,Hiroshi TOKUDA,Kesao MIDORIKAWA, Toshikazu SHIMIZU: コンクリート工学年次論文告集. 10. (1988)
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[Publications] Makoto KAWAKAMI, Toshikazu SHIMIZU,Kesao MIDORIKAWA, Toshibumi SASAKI: Proc. of PACIFIC CONCRETE CONFERENCE.