1988 Fiscal Year Annual Research Report
本邦金融機関の国際化の実態調査に基づくデータベース構築及びシステム開発の基礎研究
Project/Area Number |
62830001
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
藤田 正寛 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (50031381)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 亘朗 香川大学, 経済学部, 教授 (20035918)
二木 雄策 神戸大学, 経営学部, 教授 (40030738)
三木谷 良一 神戸大学, 経営学部, 教授 (30030670)
水島 一也 神戸大学, 経営学部, 教授 (70030707)
則武 保夫 神戸大学, 経済学部, 教授 (50030656)
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Keywords | 本邦金融機関 / 国際化実態調査 / データベース / システム化 / 国際資金循環表 |
Research Abstract |
昭和63年度においては17名の研究者を5つのグループに分け、それぞれのグループの担当分野についての研究を行った。第1の民間銀行グループは都市銀行等の国際化に関するアンケート調査のための情報収集を行い、これに基づいてアンケート調査表の作成、印刷および発送を行った。第2のグループは在日外国銀行について日本語および外国語の2種類のアンケート調査表を作成、印刷を行い、発送準備中である。その他保険グループは保険会社26社にアンケート調査表を発送ずみであり、すでに数社から回答を得ている。証券会社についても証券グループはすでにアンケート調査表を印刷済みであり、発送にとりかかっている。 上記のようなアンケート調査表の作成、印刷、発送および一部回収の作業を受けて、第5のグループであるテータベース基礎作業グループはデータ化の分析方法の再検討を行い、神戸大学経済経営研究所の機械計算室の国際金融データバンクと本調査によるデータとの総合化ないし統合化をはかるための基礎的作業を行ってきた。 以上のような研究過程の中で、各グループは作業の節目各に会合を開き問題点の整理検討を行った。加えて、本研究調査参加者全員による全体会議を3度開催し、各グループ間の調査、研究の統一性が保たれるようにした。 以上の諸作業に加えて、国際資金のフローチャートを基礎とした国際資金循環構築の準備作業が開始された。これは各国間あるいは、各国金融センター間の資金の流れを把握するために既存のデータとわれわれが集積しつつある諸データとを組み合わせて世界全体の資金の流れを把握するための作業である。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 藤田正寛 他: 金融研究(経済経営研究叢書 金融研究シリーズ). 7.
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[Publications] 二木雄策 他: 金融研究(経済経営研究叢書 金融研究シリーズ). 7.
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[Publications] 水島一也 他: 金融研究(経済経営研究叢書 金融研究シリーズ). 7.
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[Publications] 則武保夫 他: 金融研究(経済経営研究叢書 金融研究シリーズ). 7.