1988 Fiscal Year Annual Research Report
畜産食品への薬剤残留防止のための情報システムの開発
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62860037
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| Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
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Principal Investigator |
吐山 豊秋 東京農工大学, 農学部, 教授 (80014893)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下田 実 東京農工大学, 農学部, 助手 (50154323)
小久江 栄一 東京農工大学, 農学部, 助教授 (50014965)
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| Keywords | 動物用医薬品 / 飼料添加物 / 薬剤残留 / 医薬品データベース |
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| Research Abstract |
この研究では畜産食品中の薬剤残留を防止する目的の情報システムを開発する事になっているが、実際には外部の強い意見によって動物用医薬品・飼料添加物に関する広範な情報提供システムの開発になっている。
(1)薬物ファイルの改良
中核となる薬物ファイルについては、昨年度に(1)名称ファイル(2)商品名ファイル(3)一般名ファイル(4)物理化学ファイル(5)薬理ファイル(6)動態ファイル(7)製剤ファイルの構造を決め、相互間を移動検索できるプログラムを作成した。本年度は実際の薬物情報を入力してその作動性を調べ、より効率的に検索できるようにファイル構造やプログラムを改良した。主な改良点は(1)検索のための入力はローマ字でよく、また医薬品名の一部分を入力するだけで検索できるように改良したこと、(2)別途に化学構造ファイルとその検索プログラムを作成してグラフィック画面に化学構造を表示することを可能にした点である。さらに(3)登録される薬物が極めて多数になると予想されるため、薬物ファイルを薬効群別に分けるように作業している。
(2)参照ファイルの作成
参照ファイルとして(1)JIS商品分類コード(2)薬効群・剤型コード(3)製造販売企業(4)使用規制に関するファイルを作成した。特に使用規制に関するファイルでは対象医薬品・有効成分ごとの使用規制別表とか簡易一覧表を表示でき、また対象動物・投与経路別の規制内容が検索できるようなプログラムを作成し、このファイルが単独でも使用できるようにした。
(3)情報ファイルの検討
新規の情報ファイルのうち、文献検索ファイルについてはその構造や検索プログラムを作成している。
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