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1989 Fiscal Year Annual Research Report

国際的視点よりみた日本の水田利用及び米の生産・流通・政策の将来方向に関する研究

Research Project

Project/Area Number 63301092
Research InstitutionKYOTO UNIVERSITY

Principal Investigator

亀谷 是  京都大学, 農学部, 教授 (20026529)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 武部 隆  京都大学, 農学部, 助教授 (30093264)
小池 恒男  滋賀県立短大, 農業部, 教授 (50074076)
辻井 博  京都大学, 農学部, 助教授 (60027589)
稲本 志良  京都大学, 農学部, 助教授 (80026468)
堀田 忠夫  愛媛大学, 農学部, 教授 (40036439)
Keywords米生産 / 稲作経営 / 米流通 / 土地・水利用 / 稲作労働 / 稲作金融 / 米政策 / 稲作研究
Research Abstract

平成元年度における研究は、2か年にわたる本研究の最終年度にあたり研究成果の取纏めに向けて、各研究分担者の研究課題別成果の検討と調整をはかり、他方、成果を高めるための補完調査に重点をおいた。そのため次により研究会を開催した。
第1回研究会(平成元年6月17、18日)は前年度研究成果の中間発表会を行い、研究討論を通じて成果を一層深め、分担課題についての内容調整と補完事項を明確にした。とくに各分担者が61年度から実施してきた文部省海外学術調査による、アメリカ及びタイ国の「稲作経済・政策の国際比較研究」と、本研究の関係において、補合的に接近さすことの重要性が強調された。
第2回研究会(11月22、23日)では、両年にわたる研究成果の最終報告により研究討論を行った。研究実績の概要は次の通りである。
まず稲作生産に関する研究成果としては、(1)大規模稲作の成立・発展の論理を規模論・技術論の立場から論じ、大規模経営にコスト低減の可能性を示唆した。(2)農村における農業労働市場問題をとりあげ、婦女老令化における稲作経営対応を論じた。(3)稲作生産の基盤となる土地条件および管理について、多くの調査事例からその階要性を論じた。
流通対策としては、主産県における米の銘柄別・品質別特質を述べ、追跡調査によって今後の米流通化対策を提言した。
政策に関する研究としては、(1)稲作生産における資金需要と金融の役割、(2)米政策の個別農家および国家財政に及ぼす経済的影響、(3)水田の高度利用・土地生産性向上のための農地政策、(4)稲作における試験研究および普及等の提言が主たる研究成果である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 稲本志良: "稲作の担い手構造再編をめぐる問題点" 農業と経済. 5. 22-30 (1989)

  • [Publications] 辻井博: "国際食料農産物摩擦と比較生産費説" 農業と経済. 2. 63-73 (1990)

URL: 

Published: 1993-03-26   Modified: 2016-04-21  

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