1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63302002
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
土方 弘明 京都大学, 理学部, 教授 (00025298)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田 忠雄 東北大学, 理学部, 教授 (60022555)
太刀川 弘幸 筑波大学, 数学系, 教授 (20015473)
都筑 俊郎 北海道大学, 理学部, 教授 (90000736)
白谷 克巳 九州大学, 理学部, 教授 (80037168)
伊原 康隆 東京大学, 理学部, 教授 (70011484)
|
Keywords | 代数学 / 環論 / 群論 / 整数論 / 代数幾何学 |
Research Abstract |
当研究課題を代数学及びその関連分野の交流発展を計り、種々の研究集会を企画実施後援することであった。当科研費により主催した研究集会は、次の通りである。 1.第34回代数学シンポジウム(於静岡県立大)8/2〜8/5 2.環論シンポジウム(於弘前大)10/20〜10/22 3.多元環との表現論シンポジウム(於山梨市)12/15〜12/17 4.整数論シンポジウム(於大阪大)'89.1/10〜1/12 5.保型形式と表現論(於宮崎大)2/6〜2/8 6.組み合わせ論とその周辺の研究(於名大)3/16〜3/17 1は代表者自身による企画で、環論、代数幾何学を主題とし、特に代数学と作用素論、場の理論との関連を取り上げた。延300名近は参加者を得た大集会で最近の発展を滲透させるために益あったと考える。 2は本瀬香(弘前大理)を中心として企画された、非可換環論にテーマを絞った中規模(参加70名程度)集会である。 3は佐藤真久(山梨大教育)企画で、環論の中でも更に表現論に限定した(50名程度)。 4は山本芳彦(阪大理)企画による代数的整数論を主題としたもので、70名程度の参加。以上、成果は既に報告集にまとめられている。 5(吉田敬之・京大理、企画)、6(松村英之・名大理、企画)は、各れも発表よりも、参加者の間の討論を主とした30名程度の小集会である。各れも現在進行中の研究について立ち入った討論がなされ、研究の発展に寄与した。その他に、下の3集会の講演者に旅費を援助した。 7.代数的組合せ論(於数研・木村浩(愛媛大理))6/23〜6/25 8.整数論と保型形式(於数研・北岡良之 (名大理))11/28〜12/1 9.日仏解析数論シンポ(於日仏会館・長坂建二(放送大))10/10〜10/13
|
Research Products
(7 results)
-
[Publications] 土方弘明: Advances Studies in Pure Mathematics. 12. 161-171 (1987)
-
[Publications] 土方弘;A.Pizer;T.Shemnske: J.reine angew.Math.
-
[Publications] 吉田敬之: Proceeding of Japan Academy,Ser.A.63. 396-399 (1987)
-
[Publications] 伊原康隆;G.Anderson: Annals of Mathematics. 128. 271-293 (1988)
-
[Publications] 白谷克巳: Advances Studies in Pure Mathematics. 13. 479-492 (1988)
-
[Publications] 太刀川弘幸: Journal of Algebra. 109. 138-165 (1987)
-
[Publications] 小田忠雄: "Introduction to the Theory of Toric Varieties." Springer-Verlag, 212 (1987)