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1988 Fiscal Year Annual Research Report

東南アジアの海岸砂丘地における農業生産の潜在力評価と高度開発

Research Project

Project/Area Number 63304022
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

石原 昂  鳥取大学, 農学部, 教授 (30032056)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡崎 耕三  鳥取大学, 工学部, 助手 (90032276)
山本 太平  鳥取大学, 農学部, 助教授 (00032102)
星 仰  筑波大学, 電子情報工学系, 助教授 (80026129)
鳥井 清司  京都大学, 農学部, 講師 (40026563)
小池 正之  筑波大学, 農林工学系, 助教授 (60032306)
Keywords東南アジア / 海岸砂丘地の農業開発 / スポット画像処理
Research Abstract

1.東南アジアの中でもタイ国の海岸砂丘地に特定してスポツト画像2シーン(バンコク東海岸、マレー半島ソンクラ周辺海岸)を入手した。これにより、まずMSSデータを筑波大学情報処理センタで解析し、ディスプレイ上に出力した画像をカメラで撮影した。またカラープロッタにも出力した。さらにパソコンにスキャナで写真入力して2次処理を行った。ついで鳥取大学大型計算機センタと広葉樹総合情報解析室において本システムに適応できるプログラムの開発を行った。これによりスポットデータ処理を可能にした。
2.スポット画像から、a.砂丘地の検出と面積推定 b.植生調査:マングローブ、水田、塩田、養魚池など c.温度分布調査:ランドサツトTMの利用 d.水資源調査など農業開発に必要な基礎的情報を得るため、これらの処理プログラムを鋭意開発中である。3.つづいてパソコンベースでの画像処理システムの開発、既存の端末のデータ(IBMフォーマット)をPC98用にデータ変換およびC言語による画像関係プログラムの開発に着手している。4.スポット画像処理結果を吟味するため現地詳細地図を入手し、照合および現地協力者によるGround Truthを実施中であり、農業開発適地選定のための基礎資料を得つつある。
5.並行して先にタイ国学術調査時に入手した海岸砂丘地の砂の物理化学的分析を実施した。その結果、マレー半島ソンクラ周辺の海岸は、粘土分の少ない末開墾地域で砂分は90%以上を占める典型的な砂丘砂であることが判明した。そして海岸から150m〜200m内陸における植生地域もまた若干の粘土分の増加が見られるものの明らかに海岸の砂と同じであり、本研究対象である海岸砂丘地の農業開発の可能性の高い地域の1つである。

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Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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