1988 Fiscal Year Annual Research Report
網膜における色情報抽出の神経機構:基礎と臨床の接点を求めて
Project/Area Number |
63304031
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
根岸 晃六 金沢大学, 医学部, 教授 (00019572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河崎 一夫 金沢大学, 医学部, 教授 (20019920)
大塚 輝弥 岡崎共同, 生理所, 助教授 (10051814)
遠山 正弥 大阪大学, 医学部, 教授 (40028593)
三木 直正 金沢大学, がん研, 教授 (40094445)
金子 章道 岡崎共同, 生理研, 教授 (00051491)
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Keywords | 網膜 / 視覚情報 / 組織化学 / サイクリックヌクレオタイド代謝酵素 / 光電交換ディバイス / 学際的交流 |
Research Abstract |
視覚科学の研究に携わる多数、特に若手研究者を動員して、情報交換とデータの討論、将来への展望など、活発な論議が交わされた。 第1回班会議(生理研研究会視覚班と共催)「視覚研究への多角的アプローチ」、昭和63年7月13日〜15日(岡崎生理研と浜松医大)。演題数19。参加人員60名。特別講演として、自治医大・解剖の斎藤教授の「組織化学サイクリックヌクレオタイド代謝酵素を中心に」と、前静岡大電子光学研究所長・浜松ホトニクス顧問の西田先生の「光電変換デバイスの発達と応用」。ワークショップ「浜松ホトニクス見学」が組まれた。 第2回班会議(総合A塚原班と共催)「網膜機能の細胞・分子機構」、昭和63年9月24・25日(東京女子医大)。演題数24、参加人員50名、参加者の所属は医学部生理・解剖、薬理、眼科学、理学部生物学、工学部情報工学、さらに文学部心理学講座など、広い分野にまたがっており、将来果たせなかった学際的な横のつながりを強化する意味で大きな収穫があった。 第3回班会議(主な人々による将来計画の討議)、昭和63年12月28日(東京女子医大)。次年度における班会議計画、さらに広く視覚科学研究に携わっている人々を結集して、総合(B)への申請計画が予定にのぼった。 さらに、他の教室との共同研究、新技術の修得のための出張援助は19件で、相互に活性化して研究集積を挙げ得た。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Negishi, K.,et al.: J. Neurosci. Res.20. 246-256 (1988)
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[Publications] Tachibana, M.;Kaneko, A.: proc. Natl. Acad. Sci. USA. 85. 5315-5319 (1988)
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[Publications] Miki, N.,et al.: Molec. Brain Res.(1989)
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[Publications] Tohyama, M.,at al.: Brain Res.(1989)
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[Publications] Ohtsuka, T.,et al.: Neurosci. Res.Suppl. 9. (1989)
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[Publications] 河崎一夫 他: 眼紀. 39. 1501-1511 (1989)