1990 Fiscal Year Annual Research Report
全国ネット化による下顎運動機能の検査診断デ-タベ-ス構築に関する研究
Project/Area Number |
63304052
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
石岡 靖 新潟大学, 歯学部, 教授 (50018412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 誠 東北大学, 歯学部, 助教授 (80091768)
小林 義典 日本歯科大学, 教授 (20095102)
坂東 永一 徳島大学, 歯学部, 教授 (00014168)
丸山 剛郎 大阪大学, 歯学部, 教授 (20028757)
長谷川 成男 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (70014074)
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Keywords | 顎機能異常 / 通信ネットワ-ク / 頭蓋下顎機能障害プロトコ-ル / デ-タベ-ス / エキスパ-トシステム |
Research Abstract |
本年度は,班会議を平成2年5/10(仙台),9/13(大阪),11/21(新潟)で開催し,具体的なシステムの運用上の問題点について研究を進めた.さらに,平成3年3/31東京医科歯科大学講堂にて公開シンポジュウムを開催した.本年度デ-タベ-ス化した症例数はおよそ130件である.以下,各研究グル-プ毎の研究実績について述べる. ・プロトコ-ル検討グル-プ→前年度までに改訂版プロトコ-ルを提案し,本年度の患者デ-タ収集に役立てた.その運用の結果,記載事項の省略化の希望が出され,将来的な検討課題となった. ・症例デ-タベ-ス検討グル-プ→顎関節症診断エキスパ-トシステムモデルの実験,咬合診断知識ベ-スの構築,旧プロトコ-ルによるデ-タベ-スの評価,新プロトコ-ルによるデ-タファィルの収集・統計的分析を行なった.また,ネットを介してのデ-タベ-ス・エキスパ-トシステムの運用実験を通信システムグル-プとの大学間で行った. ・規格化検討グル-プ→顎機能異常の検査診断治療のアンケ-ト調査を実施し,調査結果をまとめた. ・通信システムグル-プ→新規プロトコ-ルの簡易入力ソフトを開発し,本年度の患者デ-タ収集に活用した.また,通信回線を介してのデ-タ端末間のデ-タ転送ソフトを開発し,今後の一般臨床医のコンピュ-タネット参加の手段を提供した. ・幹事グル-プ→班会議の運営.最終年度に向けた研究体制の方向付け,患者デ-タ収集の運用を行った.実際,電子掲示板による患者デ-タの収集に際し,一時的ではあるが掲示板を専任で管理する運用責任者の必要性が痛感された.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 吉田 典可,斉藤 義明,宮尾 淳一,木竜 徹: "コンピュ-タネットワ-クの活用とその波及効果ー頭蓋下顎機能障害検査診断システムの試作ー" 下顎運動機能とEMG論文集. 第9輯. (1991)
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[Publications] 長谷川 成男,渡辺 誠,河野 正司,平沼 謙二,虫本 栄子: "頭蓋下顎機能障害プロトコ-ル" 下顎運動機能とEMG論文集. 第9輯. (1991)
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[Publications] 長谷川 成男,渡辺 誠,河野 正司,平沼 謙二,虫本 栄子: "「新しい頭蓋下顎機能障害プロトコ-ル」を使用してみて" 下顎運動機能とEMG論文集. 第9輯. (1991)
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[Publications] 丸山 剛郎,古屋 良一,小林 義典,森谷 良彦: "顎機能異常の検査法の規格化とデ-タベ-ス化への検討" 下顎運動機能とEMG論文集. 第9輯. (1991)
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[Publications] 上原 重親,野村 修一,石岡 靖,岡田 美保子他12名: "全国ネット化による下顎運動機能の検査診断デ-タベ-ス・エキスパ-トシステムの構築" 第10回医療情報学連合大会論文集. 第10巻. 87-90 (1990)
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[Publications] 石岡 靖,上原 重親,野村 修一,岡田 美保子,坂東 永一他3名: "下顎運動機能の検査診断デ-タベ-ス・エキスパ-トシステムの開発" 下顎運動機能とEMG論文集. 第9輯. (1991)