1989 Fiscal Year Annual Research Report
理科及び算数・数学の到達度とそれに影響を与える諸因子との関連に関する追跡研究
Project/Area Number |
63450102
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Research Institution | National Institute for Educational Research |
Principal Investigator |
三宅 征夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50000071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猿田 祐嗣 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (70178820)
松原 靜郎 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50132692)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (30142631)
梅埜 國夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (00132689)
小島 繁男 国立教育研究所, 次長 (30000037)
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Keywords | 長期追跡研究 / 理科と数学 / 科学観テスト / 科学的態度 / 教授・学習要因 |
Research Abstract |
本研究は国立教育研究所のプロジェクト研究「理科および算数・数学の到達度とそれに影響を与える諸因子との関連に関する長期的追跡研究」の補助的研究である。 上記プロジェクト研究は主として理科および算数・数学の到達度とそれに影響を及ぼすと思われる諸因子に関して、10才から10数年間の経年調査を行うことにより、小・中・高・大学および社会人に至るまでの、到達度や科学的態度に対する諸因子の寄与および変化についての分析を試みることを目的とする。 今年度は予備調査の学年間の比較分析および理科問題と質問紙各項目間の関連分析を行った。これらについては、科学教育学会、理科教育学会、全国教育研究所連盟の研究大会で発表した。さらに、年末に7地域で本調査を実施した。本調査の結果については、現在分析中であり、日本科学教育学会の第14年会論文集で発表する予定である。 本研究成果報告書では、予備調査の学年間分析および理科調査と質問紙各項目との関連分析結果を中心とした2次分析結果を報告するとともに、中学校1年と高等学校1年および高等学校卒業後1年を経過した者を対象にした予備調査の1次集計結果を報告した。 この2年間の調査結果の知見としては、長期追跡研究の性格上現在までに明確なものは報告できかなったが、この研究は今後とも長期にわたって継続する予定であり、後々に報告できるはずである。また、米国で実施している類似の研究との共同での比較研究を計画している。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 猿田祐嗣他: "理科の到達度と児童・生徒の背景および学習環境との関連" 日本科学教育学会年会論文集. 13. 205-208 (1989)
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[Publications] 松公静郎他: "小・中・高等学校における科学に対する態度調査および理科調査結果との関連" 日本科学教育学会年会論文集. 13. 201-204 (1989)
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[Publications] 三宅征夫他: "理数調査報告書ー4地域調査一次集計結果ー" 国立教育研究所理数長期追跡研究グル-プ, 171 (1989)