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1988 Fiscal Year Annual Research Report

細胞融合をもちいた軸索輸送の分子機構の研究

Research Project

Project/Area Number 63480099
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

竹中 敏文  横浜市立大学, 医学部, 教授 (00045999)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川上 倫  横浜市立大学, 医学部, 助手 (60177649)
堀 英明  横浜市立大学, 医学部, 助手 (30117759)
Keywords軸索輸送 / 細胞融合 / 軸索輸送の機序 / 赤血球ゴースト法 / 培養神経細胞 / 脊髄後根神経節細胞 / ラテックス・ビーズ
Research Abstract

輸送物資が細胞体からどの様にして軸索に運ばれていくか、そして軸索ではどの様な輸送形態をとるかということが軸索輸送の問題点である。この問題の解結のためには、細胞内にマークされた特定の物質を入れて、その輸送を調べる必要がある。細胞内に物資を入れる方法にはリン酸カルシウム法、プロトプラスト融合法、マイクロインジェクション、リボゾーム融合法、赤血球ゴースト法があるが、最後の赤血球ゴースト法が本研究に適していた。赤血球ゴースト法とは、外来物資を赤血球の中に封入してゴーストを作成し、そのゴーストと標的細胞を融合させることにより、生きた細胞内に物資を入れる方法である。しかし現在までこの方法に使用されてきた標的細胞は腫瘍細胞が主で初代神経培養細胞に適用することは困難とされていた。本研究では、この方法を初代培養神経細胞へ応用することに成功した。マウス脊髄後根神経節(DRG)細胞を初代培養し、FITC、ポリエチレン球を注入することができた。この成功は、ポリエチレングリコールの最適種類及び濃度の測定、フィトヘムアグルチニンEの使用、標的細胞に単層培養細胞を用いた事によると考えられる。これらの物資を注入された細胞は、正常細胞と同様に神経突起を再生した。またDRG細胞に本法で抗α-チューブリン抗体を注入したところ、90%以上の細胞が神経突起の伸長を阻害された。螢光ラテックス・ビーズ(90μm)を本法をもちいて注入し、軸索輸送を調べた。その結合ラテックス・ビーズは正常粒子の輸送と同じく、順方向、逆方向性の両方向に移動し、その速度も1秒あたり0.5μm前後と速い軸索輸送によって運ばれていることがわかった。今後このビーズの動きを抗体などで修飾しながら軸索輸送のメカニズムにせまっていく予定である。

  • Research Products

    (6 results)

All Other

All Publications (6 results)

  • [Publications] Takenaka,T.: J.Membrane Bioi.106. 141-147 (1988)

  • [Publications] Horie.: Brain Research. 477. 233-240 (1989)

  • [Publications] Hikawa,N.: Brain Research. 481. 162-164 (1989)

  • [Publications] 竹中敏文: Clinical Neuroscience. 7. 19-23 (1989)

  • [Publications] 竹中敏文: 生体の科学. 39. 496-499 (1988)

  • [Publications] 川上倫: 横浜医学. 39. 114-115 (1988)

URL: 

Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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