1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63880030
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Research Institution | Nara National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
木全 敬蔵 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 測量研究室長 (30099957)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関戸 明子 奈良女子大学, 文学部, 助手 (50206629)
大矢 良哲 奈良高等工業専門学校, 講師 (50203948)
及川 昭文 国立教育研究所, 教育内容情報研究室長 (30091888)
村上 雅康 奈良教育大学, 教授 (20015829)
岩本 次郎 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 情報資料室長 (20124232)
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Keywords | 大字 / 小字 / 市町村コード / ワークカード / 地籍図 / 地形図 |
Research Abstract |
1.システム設計;市町村コード・地名・ヨミガナ・大字・位置・標高・地形・隣接地物・隣接境界・土地利用・土地区画制度・神社仏閣の12項及び備考を入力することに決定 2.プログラム作成;RーBase・システムVを利用 3.地名情報の収集;愛知県豊橋市・一宮市・稲沢市・安城市・作手村、三重県松阪市、滋賀県野州町・新旭町、福井県武生市・丸岡町・金津町、大阪府高槻市・松原市・美原町、京都府園部町の資料収集 4.データ作成;豊橋市・野州町・新旭町・園部町ワークカード作成・パンチとも終了。松阪市・武生市ともワークカード作成中かつパンチ中。 明治初期地籍図が作成された当時の小字地名を採集することにし、土地利用も、陸地測量部発行の旧版地形図をもとに復元することにした。この作業には予想外に時間をとられる。野州町・新旭町・松阪市のように、地籍図を原色で複刻されていると時間が節約できる。 地名は、地図と切離しては、正しい理解は出来ないという立場から「ワークカードに地図を入れたい」というのが、当初の案であったが、パソコンでは、実用化は難しく、地図はビデオに撮り、地名の属性情報を表すディスプレイと、パソコンで制御できるビデオディスプレイの2台を使い、属性情報と地図を同時に見られるシステムを検討している。
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