Project Area | Pressio neuro-brain science: principle for brain function development through compressive stresses under physiological or pathological condition |
Project/Area Number |
21H05124
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (III)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology (2022-2023) National Institute for Basic Biology (2021) |
Principal Investigator |
野々村 恵子 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70799246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森松 賢順 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70580934)
平田 宏聡 金沢工業大学, バイオ・化学部, 教授 (90414028)
中澤 直高 近畿大学, 理工学部, 講師 (90800780)
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Project Period (FY) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥8,580,000 (Direct Cost: ¥6,600,000、Indirect Cost: ¥1,980,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | メカノセンシング / 脳神経科学 / 研究者ネットワーク / 領域会議 / 研究会 |
Outline of Research at the Start |
本学術変革領域研究「プレッシオ脳神経科学の創生:閉鎖空間における圧縮刺激を介した脳機能の発現原理」は領域構成者間の技術、知識、アイディアの補完を必要とする。そこで総括班は、研究領域を円滑に推進するために進捗報告会(領域会議)を実施する。またメカノバイオロジー研究の発展と研究者ネットワーク強化のための研究会を開催し、メカノバイオロジー研究に関する情報共有および研究成果を発信するためのウェブサイトを作成する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、プレッシオ脳神経科学の促進・発展のために、研究領域の活動報告および関連研究情報集約のためのWebサイトを作成した。領域の構成員の研究の進捗報告会をオンラインで開催するとともに、オンラインコミュニケーションツールを用いて、研究計画および結果についての議論を活発に行なった。また、関連する最新研究についても議論を行い、今後の研究計画の参考とした。加えて、領域が注目する脳における圧縮刺激についての研究を行なっている研究者を招いてセミナーを実施した。メカノバイオ討論会2021に協賛し、討論会のオーガナイズを行い、情報収集とともに関連研究領域の活性化に貢献した。また、研究代表者野々村が本研究領域に関連して以前に研究員として参画していた研究室を主宰していたアメリカ・スクリプス研究所のアーデム・パタプティアン博士による「皮膚触覚を担う受容体の発見」が2021年のノーベル生理医学賞を受賞し、またこの研究は本領域研究に大きく関わることから、その研究概要の解説を領域のWebサイトに寄稿した。これに加えて、日本のメディアに向けて解説するために大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 機構長プレス懇談会にて講演した。(野々村がパタプティア研究室において実施した研究成果は、ノーベル賞の受賞理由としてノーベル財団のWebサイトに引用されている。)これ以外にも、日経サイエンスの2021年のノーベル生理医学賞解説記事に協力した。これらにより、研究領域の活性化および推進を大いに行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
オンラインコミュニケーションツールを用いることで日常的に情報交換が可能となり、バーチャルラボとして研究についての活発な議論を行うことができ、領域研究の推進に大いに貢献した。セミナーや討論会の実施により情報収集を行うとともに将来的な共同研究に向けてネットワーキングを行うことができた。また、研究代表者野々村が以前に参画していた研究室を主宰するアーデム・パタプティアン博士が2021年のノーベル生理医学賞を受賞したことに際し、本研究領域にも注目が高まり、日本の複数のメディアにおいて取材協力を行なった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、研究領域のWebサイトにおいて、最新関連研究の解説記事を寄稿する予定であり、これにより関連研究の最新情報の集約をさらに進め、領域研究の発展をさらに進める。進捗報告会およびオンラインコミュニケーションツールを用いて、研究についての議論を今後も活発に行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)