Project/Area Number |
01F00519
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
応用微生物学・応用生物化学
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
魚住 信之 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 助教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SUNARPI 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 外国人特別研究員
SUNARPI 名古屋大学, 生物分子応答研究センター, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2002 – 2003
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
|
Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | ナトリウム / カリウム / 抗体 / AtHKT1 / トランスポーター / シロイヌナズナ / 維管束 / プロモーター / イオン輸送 / 塩害 / Na^+ / K^+ / GUS |
Research Abstract |
本研究では、植物のNa^+とK^+輸送に関与するイオン輸送体の機構を探る目的で、植物シロイヌナズナのNa^+/K^+の外界のイオン環境変化と遺伝子発現やAtHKT1の局在性を調べ、本輸送体の生理的意義の追求に役立てることを目的とした。AtHKT1の抗体の血清液を調べるために、抗体認識部位とGST融合蛋白質を大腸菌で生産させ、カラムを用いて蛋白質の精製を行った。一方、動物培養細胞においても同様の融合蛋白質を精製した。両者の蛋白質と粗抽出液を対象にウエスタンブロティング方法によって抗体の特異性を検討したところ、大腸菌で作成した抗体認識部位とGST融合蛋白質に特異的に反応した。この抗体を利用してAtHKT1の細胞内局在性を調べるために免疫電子顕微鏡観察を行ったところ、細胞質膜にシグナルが見いだされる場合があった。今後、このシグナルの真偽を数多くの資料を対象に検討する。 AtHKT1プロモーター下流にβ-グルクロニダーゼ(GUS)遺伝子を連結して発現させたArabidopsis植物を作成した。次に組織切片の試料の調製して、詳細な顕微鏡観察を行い組織特異的発現を検討した。細胞内局在性は維管束系組織に発現していることが予測されていたが、予想通り維管束系組織に発現していた。AtHKT1遺伝子は加齢により誘導発現される傾向にあったが、すべての細胞で検出されたものではないことからさらに複数の形質転換植物を用いて検討している。
|
Report
(2 results)
Research Products
(7 results)
-
-
-
-
-
-
-
[Publications] Sato, Y., Sakaguchi, M., Goshima, S., Nakamura, T., Uozumi, N.: "Molecular dissection of the contribution of negatively and positively charged residues in S2, S3, and S4 to the final membrane topology of the voltage sensor in the K^+ channel. KAT1"J.Biol.Chem.. (In press). (2003)