Project/Area Number |
03J52501
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Intelligent informatics
|
Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
菊池 智子 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | 評価 / エージェント・ベース・シミュレーション / 性格心理学 / コミュニケーション / モデリング / 知識創造場 / 創造場のデザイン / 創造場の評価 / シミュレーション |
Research Abstract |
知識科学研究科で取り組まれているCOEプログラムでは、知識創造理論研究と実践の場を「知のコーディネータ」と「知のクリエータ」の協働により実現し、科学知識創造に結びつけようとしている。本学知識科学研究科では、知識の創造を支援するシステムや社会情報の集積・共有化に関する研究を行っており、これらに基づいた知識創造の場を構築しようとしている。 プログラムメンバーと協力して、知識創造の場をデザインし、その評価を行うことを目的とした。そしてこのデザインを元に、場を評価する手法を、材料系研究室を評価対象として、検討してきた。この検討については2点である。一つは場に集まる人の特質とその全体としての視点であり、もう一つは、どのような環境が整備されていればいいのかという視点である。 前者で扱う視点の特質はシステム的行為を重視したものであり、システム的行為とは、まだ明確な定義はないが、全ての人の行為を共通に表現できる尺度を提示できる特質であり、従がってそこには状況に依存されない評価尺度が設定されるべきものである。と同時に、全ての評価尺度について設定可能であるという尺度である。これは創造場の特質にも共通するものとして取り扱うことのできるものであるという仮説の上に立つ。個人の研究的な興味はここに位置づけられ、場の研究評価もその仮説を裏づけるための研究の一環である。この視点については、これまでの研究、修士論文を背景としたモデルを改良することによって評価した。この結果、材料系研究室の各特徴について仮説づける事ができた。 後者の視点では、場のデザイン視点を重視した質問項目を作成し、場の調査を行なった。結果では、指導教官と学生の意見に差があること、また環境の影響は学生の能力を5つの視点「活動力」「共感力」「持続力」「自律力」「分析力」に分けて考えたとき、「持続力」に影響する可能性があることなどが示唆された。
|
Report
(3 results)
Research Products
(8 results)