Project/Area Number |
04F04020
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Business administration
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Research Institution | Nagoya University |
Host Researcher |
北村 友人 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 助教授
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Foreign Research Fellow |
MIAH MD.KHASRO 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 人材管理 / 南アジア / バングラディシュ |
Research Abstract |
最終年度となる今年度は、前年度に行った調査結果をまとめるとともに、南アジア諸国における日系企業(日本の企業と現地の企業のジョイント・ベンチャー)と現地企業の人事担当者に対して質問票やインタビューによる実証研究を継続して行った。これらの調査を通して、企業の業績と人材管理システムの特徴との間に見られる相関関係を明らかにするとともに、南アジア諸国(インド、パキスタン、バングラデシュ)の間に見られる相違について検討を行った。 こうした調査を通して、南アジア諸国の日系企業が、現地企業よりも効率的な人材管理システムを構築しており、そうした人材管理の優位性が企業の業績にもポジティブな影響を及ぼしていることを明らかにした。とくに、日系企業の人材管理システムは、ジョイント・ベンチャーを組むにあたって日本の企業のスタイルを基本的に踏襲しており、日本の企業文化を巧みに適用することで人材管理の効率性などを高めていることが窺われた。こうした研究は、これまで南アジア諸国を対象としてはそれほど多くの研究が積まれてきたとはいえず、その意味でも本研究の学術的意義は大きいと確信するものである。 昨年度と今年度の調査結果は、研究成果の一覧に示したように、国際会議での研究報告やディスカッション・ペーパーとして、その成果を公表してきた。今年度で本研究に対する助成は終了し、研究分担者はバングラデシュへ帰国するが、今後も日本とバングラデシュにおける国際共同研究を推進する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)