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対面式コミュニケーションによる他者行為理解の脳内機構

Research Project

Project/Area Number 04J07010
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Cognitive science
Research InstitutionNational Center of Neurology and Psychiatry

Principal Investigator

神代 真里 (石橋 真里)  国立精神・神経センター, 神経研究所モデル動物開発部, 特別研究員(PD)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsコミュニケーション / 視線 / 指さし / アイコンタクト / 運動前野 / 微小電極による神経活動の記録 / 脳内機構 / 共同注意 / 模倣 / サル / 神経生理学
Research Abstract

目的:他者との対面式コミュニケーションに関与する脳内機構を知ることを目的とする。具体的には、サルに視線・指さしを用いて人とコミュニケーションをとるように訓練し、その時に活動する運動前野での脳内神経活動を、電気生理学的手法を用いて記録し解析を行い、運動前野とコミュニケーションの関係を調べる。
方法:はじめに、ニホンザルに実験者と視線を合わせる訓練をした。その後、サルに実験者と目を合わせた後に、欲しい対象に指さし(手ざし)をするよう、訓練を行った。統制条件として、サルに実験者と目を合わせた後に、3個のうち点灯した1個のLEDライトを指さす、という行動を訓練した。そのサルを対象に、実験者とアイコンタクトをとっている最中、および、両条件の指さし行為中に発火する神経細胞の活動を電気生理学的手法によって記録・解析した。また、欲しい対象を実験者に知らせるという指さし条件と、LEDを指さす条件での神経応答に違いがあるかどうかを調べた。
結果とまとめ:指さしに特異的に応答する運動前野の神経細胞が発見され、さらに、欲しいものを要求する際のみに特異的に応答する神経細胞発火も記録された。また、アイコンタクト中に特異的に応答する神経細胞も少数ではあるが運動前野で発見された。これらの結果は、指さし・アイコンタクトという行動と運動前野に関係があるという可能性、を示唆する。
期待される成果:この研究によって得られた成果は、平成19年度日本神経科学大会、および、ヒューマン情報処理研究会で発表する予定である。これらの発表により、この研究の成果が、コミュニケーションの責任脳部位の解明への貢献、および、コミュニケーションに障害をもつ患者の治療に役立つこと、を期待する。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2024-03-26  

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