Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
・ダイヤモンドの高密度励起ダイヤモンドに形成される電子正孔液滴のダイナミクスを調べる方法として、液滴の光散乱を利用する方法を検討した。ミー散乱では液滴のサイズによって散乱される方位の光強度分布が異なったものになることを利用するものである。励起子気体中の電子正孔液滴以外にもバルク状の電子正孔プラズマ、プラズマ中の励起子気泡についても散乱パターンが変わるために、液滴の時間発展の様子をポンププローブ分光中によって追跡することが出来るのではないかと考えられ、実験を行った。また、中赤外線領域ではプラズモン共鳴が見られることが予測され、そのプローブ光の減衰係数、或いは差分反射率のスペクトル形状より、プラズマ、電子正孔液滴、励起子気泡のどの状態をとっているか、また、液滴や気泡のサイズ、緩和時間等についての情報が得られると考えられ実験を試みた。
All 2005 2004
All Journal Article (2 results)
Physical Review Letters 94
Pages: 16403-16403
Journal of the Physical Society of Japan 73
Pages: 1065-1065