未分級中国産フライアッシュを用いたコンクリートの耐硫酸塩性
Project/Area Number |
05F05476
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Irrigation, drainage and rural engineering/Rural planning
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
服部 九二雄 Tottori University, 農学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GUO S. 鳥取大学, 農学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 未分級中国産フライアッシュ / コンクリート / 耐硫酸塩性 |
Research Abstract |
本研究は計画の通りに,資料収集,現地調査,室内実験およびデータ分析等がスムーズに実施した。研究成果として以下のようにまとめる. 現地調査は,研究スタッフらは中国の北西部にある内蒙古自治区の集寧市周辺と豊鎮火力発電所,および西部にある貴州省の貴陽市周辺とカイリ市火力発電所へ赴き,農業水利施設の現状とフライアッシュの生産利用状況を視察した. 実験は,未分級中国産フライアッシュを用いたコンクリートの耐硫酸塩性実験を計画通りに実施した。中国内蒙古の豊鎮産フライアッシュが利用できることを確認した上で,未分級フライアッシュを用いたコンクリートの耐硫酸塩性を明らかにした.供試体の密度は未分級フライアッシュを用いた場合が用いない場合より少しであるが小さくなった.さらに,AE剤を使うと,その値が顕著に小さくなった.材齢28日における供試体の圧縮強度と動弾性係数は,普通コンクリート>フライアッシュコンクリート>AEコンクリートという順番であったが,同じ供試体で同じ材齢から開始したコンクリートの耐硫酸塩性試験結果は,その順番と反対だった.コンクリートの強度が高いことは必ずしも耐硫酸塩性が高いとは限らないことを明らかにした.未分級豊鎮産フライアッシュを混和材としてコンクリートに用いた場合,耐硫酸塩性の向上に効果があることが分かった. 研究成果として,「未分級中国産フライアッシュを用いたコンクリートの耐硫酸塩性」と題した研究論文が日本の農業農村工学会の論文集251号(2007.10月発刊)に掲載された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)