Project/Area Number |
05J02282
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
山崎 裕自 Kyoto University, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | タイトジャンクション / アドヘレンスジャンクション / 細胞間接着 / 二次元電気泳動 / プロテオミクス / マススペクトロメトリー / ジャンクション / 上皮細胞 / シグナル / 裏打ちタンパク質 / クローディン |
Research Abstract |
TJ画分の二次元電気泳動により網羅的な解析を行っており、徹底的なスポット解析を行った。多くの既知の裏打ち蛋白質を検出する中で、いくつかの新規裏打ち蛋白質を同定した。このうち、3種類のものについて蛍光抗体染色が可能な特異的抗体を得ることができた。内在性の蛋白質の染色画像から、2種類はアドヘレンスジャンクション、1種類はタイトジャンクションに局在することがわかった。アドヘレンスジャンクションに局在する蛋白質Aに対してRNAiを用い、上皮由来MDCK細胞によるノックダウン細胞を作製し、機能解析を行っている。他の二種類に対しても順次解析を進めていく予定である。 また、我々は二次元電気泳動ゲルにおいて、膜蛋白質由来のスポットを高効率に得る手法を確立し、徹底的なスポット解析を行った。TJ構成蛋白質であるクローディン、JAM、AJ構成蛋白質であるカドヘリン、ネクチンを検出した。加えて、いくつかの新規膜蛋白質を同定し、GFPタグを付けた発現ベクターを導入した上皮由来Eph4細胞の局在解析の結果、これらはいずれもAJに局在することがわかった。機能解析に不可欠な抗体作製を試みたが、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体いずれも得ることが出来なかった。これらは、抗原性の低い蛋白質であると判断し、生体内での機能解析を行うために、ノックアウトマウスによる解析を進めている。二次元電気泳動ゲルにおける膜蛋白質のプロテオミクス解析に関する論文を、Biochemistryに投稿し、アクセプトされた。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)