Project/Area Number |
05J08133
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
上田 真太郎 Keio University, 大学院・理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 認証 / 動画 / ストリーミング / セキュリティ / リアルタイムストリーミング |
Research Abstract |
本研究では動画像のストリーム転送における効率的な認証方式の実現を目的にしている。 本年度は18年度に引き続き、実際に使用されている動画像圧縮符号化方式H.264/AVCに特化したストリーム認証方式を提案した。本提案方式は用いるH.264/AVCの規格を損なわないものにする必要があった。H.264/AVCエンコーダでは動画データのみならず、その動画データを制御する制御データといった様々なデータが生成される。またこれらのデータは種類によって重要度が異なる。動画データは制御データなしにはデコードすることができない。したがって、制御データは重要度が高く、制御データを伝送路上で損失した場合、その制御データに依存する動画データをデコーダにおいて単独で受信し、認証できても意味を持たない。そこで、重要度の高い制御データにデータ損失に耐性を持たせる必要がある。ハッシュとディジタル署名を併用し、動画データと制御データ間に認証情報の関連性を持たせ、その制御データを保護する。制御データが損失しても復元することが可能であり、また、制御データに依存する動画データの認証も可能となるため、認証効率が向上する。しかし、制御データを保護することによるオーバヘッドが増加する問題があったため、本年度は特にオーバヘッドを軽減することを目的にした。具体的には一部の動画データと制御データを分離させ制御データのみに耐性を持たせた。 評価として、提案したストリーム認証方式と既存方式について、実効率(データ損失への耐性)、オーバヘッド(認証を行うための通信量の増加)において比較評価を行い本提案方式の有効性を確認した。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Authenticating Video Streams2006
Author(s)
S.Ueda, S.Kaneko, N.Kawaguchi, H.Shigeno, K.Okada
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Journal Title
Proceedings of The IEEE 20th International Conference on Advanced Information Networking and Applications 1
Pages: 863-868
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