Project/Area Number |
05J50952
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
斉藤 匡人 慶應義塾大学, 大学院政策・メディア研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ネットワーク視覚化 / tcpdump / ビジュアライゼーション / 視覚化ソフトウェア / 三次元情報視覚化 / ユビキタスネットワークブラウザ / ネットワークブラウザ / 3D-tcpdump / セキュリティソフトウェア / ネットワークトラフィック / ネットワークインタラクション |
Research Abstract |
本研究では、コンピュータ間のつながりであるネットワークと、そこを流れる通信データフローの視覚化をエンドホストの視点に立ってモデル化を行い、そのモデルの妥当性の検証を行った。人々がより直感的にコンピュータネットワークを把握し興味を抱く助けとなることを目的に、エンドホストを基点としたコンピュータネットワークと通信フローの視覚化モデルを考案し、このモデルに基づいてユビキタスネットワークブラウザ(以下、UNB)というネットワーク情報の視覚化ソフトウェアを構築した。 UNBは、エンドホスト上で動作し、そのエンドホスト上で行われる全てのネットワーク通信イベントを視覚化する。通信相手ホストは誰なのか、その相手ホストと自ホストとのコンピュータネットワーク関係、どのような種類の通信がどれくらいの量と時間で行われているのか、などの情報をリアルタイムに視覚化する。UNBの特徴は、三次元モデルをベースにしたエンターテイメント指向のユーザインタフェースを備えている点である。これによって、人々がより直感的にコンピュータネットワークを把握可能な、ネットワーク通信における多次元的な情報の効率的でわかりやすい表示を実現している。また、エンターテイメント性を考慮してUNBソフトウェアのユーザインタフェースを構築することで、コンピュータネットワークやITリテラシになじみのないユーザにとっても、使いやすく敷居の低いソフトウェアを目指している。 UNBの基本的な視覚化機能の実装は完了し、現在はリクエストベースでUNBソフトウェアを無償配布し、様々なコンピュータ環境上でのUNBソフトウェアの動作を検証している段階である。また、UNBの使い勝手やエンドホストベースの視覚化モデルの検証と評価を目的に、大学生100名ほどに対するモデルのユーザ評価なども実施した。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)