ゲノム損傷応答とクロマチンリモデリング機構の可視化解析
Project/Area Number |
06F06228
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Risk sciences of radiation/Chemicals
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
安井 明 Tohoku University, 加齢医学研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LAN LI 東北大学, 加齢医学研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | DNA損傷 / DNA修復 / レーザー / 損傷応答 / クロマチン |
Research Abstract |
真核生物のDNAはヒストンなどの核蛋白質と複合体を形成しクロマチンの構造を取っていて、修復に伴うクロマチンの構造変化はほとんど分かっていません、最近ヒト細胞内での損傷に伴うクロマチン関連因子SNF2H(ATP加水分解を介してヌクレオソンム移動されるモータ),ACF1(SNF2Hと複合体作り、ヒストンの結合因子)、WSTF(同じくSNF2Hと複合体作り、神経系疾患Williams-Beuren syndromeの原因遺伝子)もレーザーによって作ったDNA損傷に集積ことを見つけました。修復に伴うクロマチンの構造変化に関わるこれらの蛋白質はSNF2Hは持っているSLIDEドメインに依存して損傷位に集積し、クロマチンの構造変化に関わることを明らかにした。さらに、siRNAによってこれらのクロマチンリモデリング因子を細胞ないで抑えると、細胞は様々なDNA損傷に対して非常に高い感受性を示した。Comet assayにより、クロマチンリモデリング因子の機能を抑えると、DNA修復は遅れていたことが示された。さらに、修復に重要な蛋白質KU70,KU80,DNAリガーゼIVの損傷部位へのアクセスはsiRNAによって影響された。このように、クロマチンリモデリング因子は損傷に応答し、そらに、DNA修復に影響を与えることを発見し、現在論文作成中です。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)