Project/Area Number |
06J08815
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kyoto University (2007) Osaka University (2006) |
Principal Investigator |
鈴木 淳 Kyoto University, 医学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | c-Ab1 / Abi-1 / Mena / CHO細胞 / actin / c-Abl / リン酸化 / GFP / GST / セルソーター |
Research Abstract |
我々はこれまで、精製タンパク質を用いてin vitroでリン酸化反応の再構築を行うことを考え、哺乳類細胞で、浮遊培養が可能なCHO-S細胞を用いたタンパク質発現システムを構築した。このシステムは、レトロウイルスレセプターを発現させたCHO-S細胞に、目的遺伝子を組み込んだレトロウイルスを感染させ、マーカーとして用いたGFP高発現細胞をセルソーターにより選択することで、目的タンパク質安定高発現細胞を迅速かつ簡便に取得できるのが特徴である。現在このシステムを用いて、c-Ab1、Abi-1、Menaが発現精製できることは確認済みである。Menaに関しては、更にゲルろ過、イオン交換カラムを組み合わせることで精製度を上げ、4量体として精製されることが分かった。この精製タンパク質を、YFP-actinを発現させた細胞にマイクロインジェクトしイメージングを行ったところ、actinが葉状仮足様の構造状の部位に集積したことから、機能タンパク質として精製されていることも確認できた。以上の結果より、新規「タンパク質発現系」を構築し、機能性タンパク質として大量精製できる基盤を作ったことより、申請内容の多くを達成できたと考える。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)