統計的クラスタリング法の地震活動評価と予測への応用
Project/Area Number |
08F08335
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Solid earth and planetary physics
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
MORI James Jiro (2008, 2010) 京都大学, 防災研究所, 教授
モリ ジェームズ・ジロウ (2009) Kyoto University, 防災研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SMYTH Christine Wendy 京都大学, 防災研究所, 外国人特別研究員
SMYTH Christine Vondy 京都大学, 防災研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2008 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2010: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2009: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 地震活動 / 余震 / 地震予測モデル / 地震予知 / 丹波地方 / 中国四川大地震 / クラスタ |
Research Abstract |
最終年度は、ここまで構築した地震予知モデルを評価し、改良を行った。そのために、地震活動以外のものを活動と合わせた。産業技術総合研究所の活断層データベースを起点として、日本の活断層の地質学と古地震の情報(将来活動確率、平均活動間隔など)を組み込んだ。変数が多くなり、地震変数の影響力を量で表現するため、最近修正されたコックス比例ハザードモデルを利用した。元々のコックス比例ハザードモデルは、1度しか発生しない事象の発生レートと共変量の影響力を評価することができる。修正されたモデルは事象の繰り返しを含めて評価し、繰り返しに関する追加の情報を使って共変量の影響力のよりよい推定を行うことができる。修正されたコックス比例ハザードモデルを使って、断層で発生する大地震の発生レートに影響を及ぼす変数を求めた。地震の再発が考慮されているため、変数の概算をうまく推定できた。断層内の全地震活動(小さい地震を含め)が、同じ断層の大地震の発生レートに影響を与えることを示した。このコックス比例手法を基にして、追加の情報を使って、情報を組み込んだ地震予知モデルを構築し、地震発生確率のよりよい推定を行うことができた。その上に、ある構築した予知モデルをウェブサイトに載せ、自動にアップデートするように設定した。過去の地震活動を使用し、現在の地震発生確率を御覧できるようにした。結果を様々な専門ジャーナルに投稿し、発表した。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)